関西ニュースKANSAI
長雨で葉物野菜が高騰、キャベツ畑は「3分の1くらいが根腐れ」 一方でお得な野菜は?
09/29 20:00 配信
今、スーパーで買い物客の頭を悩ませているのが「葉物野菜の価格高騰」です。
大阪市内のスーパーでは、ホウレンソウは8月上旬の約2倍となる税抜き398円。ハクサイは4分の1サイズで、税抜き278円となっていました。
「ホウレンソウ」は8月上旬の約2倍となる398円
この高騰の要因となっているのが、本州での長雨などによる天候不順。東京都心では8月27日以降、統計開始以来最長となる34日連続の雨を観測しています(9月29日時点)。
大阪でも、ここ1カ月で雨の量は例年の1.5倍に。日照時間は3分の2程度にとどまるなど、野菜が育ちにくい環境となっています。
フレッシュマーケットアオイ・内田寿仁社長
フレッシュマーケットアオイ・内田寿仁社長
「一番値段が上がっているのはレタス。1カ月前は100円そこそこだったが、いま400円を超えた。葉物野菜は収穫時に雨にあたるとすぐに弱ってしまうので、雨のときに収穫しづらい。全国的に収量が落ちているので、主要な産地だけではなく、全国的に高値になってしまっているのかなと」
キャベツ畑「3分の1くらいが根腐れ」
大阪・泉佐野市の射手矢農園=29日午前
一面に青々とした葉が広がる、大阪府泉佐野市のキャベツ畑。しかしよく見ると、畑の一角は水がたまった状態です。
射手矢農園・射手矢康之代表
「雨で(苗が)水没して成長していない。根もない状態」
順調に育っている苗と比べると、その差は瞭然
順調に育っている苗と比べると、その差は一目瞭然。長雨が原因で水が引かず、苗を植えても根が伸びないそうです。
射手矢代表
「雨で土がぐっとしまっちゃって、キャベツが窒息する。3分の1くらいが(根が)腐っている」
植えられないままの苗が大量に残っていた
ビニールハウスには植えられないままの苗が、大量に残されていました。
射手矢代表
「植える適期はすぎている。1日も早く植えたいなという状態。(Q.間に合いそう?)これからの天気次第。例年であれば、ほぼほぼ無理。今、植えるものが冬野菜になる。それが品薄になって、高値になるんじゃないかなと」
葉物野菜の高騰。もう少し続くかもしれません。
お手頃の野菜は「タマネギ」「ダイコン」「ニンジン」
東北・北海道から出荷されている野菜は、長雨などの影響なし
一方で、お手頃な価格を維持している野菜もあります。
タマネギ、ダイコン、ニンジンは、東北や北海道から主に出荷されています。これらのエリアは、長雨の影響を比較的受けていないことから、価格への影響も限定的となっています。
(「newsおかえり」2026年9月29日放送分より)
最終更新:09/29 20:00


