加太で調査活動を続ける「東京大学生産技術研究所川添研究室加太分室地域ラボ」が築100年の古民家の離れをリノベーションして、今年4月にオープンしたカフェ「ＳＥＲＥＮＯ」。店主の父親が加太名物・鯛の一本釣り漁師ということで、海の幸たっぷりの料理を提供するほか、地域の情報発信拠点としても活用されています。

1910年から和歌山であんこの製造販売を始めた「きたかわ商店」。創業以来の製造方法にこだわらず、数年前から常識を打ち破る手法で、風味豊かなあんこを製造しています。工場の横には、小売店「一寸法師」もあり、あんこをふんだんに使った、どら焼き、きんつばが人気です。夏場は、小倉アイスキャンディや和歌山名産のみかんアイスもあります。

1997年に和歌浦港を出港してニュージーランドまで、ヨットで430日間かけて旅をして以来、海をテーマに絵を描いてきた女性画家、ＭＩＫＩさん。20年ぶりに、拠点をふるさとの和歌山に移して和歌山マリーナシティのすぐそばにアトリエを構え、目の前の海に刺激を受けながら創作活動を続けています。