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「Maker」 吉岡慶さん

2020418日(土) 午前11時

アンティークに囲まれた空間で斬新な一皿を

「Maker」 吉岡慶さん

京都市右京区の西院駅界隈は、昭和レトロを感じさせるエリア。その一角に不思議な雰囲気を醸し出すレストラン「Maker」があります。
店内はアンティークに囲まれた独創的な空間。中央にある大きなテーブルをお客さんが囲むスタイルで、訪れる人たちが楽しむのは、新鮮なハーブと様々なスパイスを生かした創作料理。オーナーシェフの吉岡慶さんが腕を振るいます。

店名の「Maker」のとおり、内装のほとんどをひとりで手掛けた吉岡さん。築60年の質屋だった建物と出会ったことをきっかけに、店作りをスタート。なんと、3年もの歳月をかけて作り上げました。最も時間をかけて手作りしたのがケヤキの大テーブル。お店の真ん中で圧倒的な存在感を放っています。

京都府北部の京丹後市で3人兄弟の末っ子として誕生した吉岡さん。兄は和食、姉はお菓子の道に進みましたが、吉岡さんは芸大に進学し、彫刻を専攻。その頃から集め出したのがアンティークで、その多くが現在、お店で活躍しています。

お店で使うハーブや野菜はほとんどが京丹後産。なかでも野菜は、お母さんが親の代から受け継いだ広い畑で育てています。畑を訪ねた吉岡さんは実家に立ち寄り、料理人のお兄さんも加わって、一家団らん。3兄弟が揃って料理人になったことについて、お母さんは…!?

オープンして3年目の春を迎えた「Maker」。そこで、故郷の京丹後産のハーブを主役にした新しいソーセージ作りに挑むことになりました。
“食”を通じての家族のふれあいや、3周年の新作メニュー作りの様子を拝見。料理も空間も全てを“作る料理人”の夢のカタチを追いました。

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Maker(メーカー)
概要ハーブ&スパイス料理と手作りの空間でおもてなし。
住所京都市右京区西院三蔵町49
電話番号075-950-0081
営業時間テイクアウト 11:30~13:30/17:00~19:00
レストラン営業は前日までのご予約がある場合のみ
(レストランは当面、夜のおまかせコースのみとなります)
定休日テイクアウト 日・月曜
レストラン 月・火曜
備考営業日と時間、営業形態は変更になる場合があります。
お店のHP、SNSでご確認ください。

ホームページ https://www.makerkyoto.com
インスタグラム https://www.instagram.com/makerkyoto/
アンティーク Soil
概要ヨーロッパで買い付けたアンティークがメインのお店。
住所京都市左京区北門前町476-1
電話番号090-2357-0574
営業時間アポイント制
来店希望の方は前日までに電話かメールでご連絡ください。
備考お店の情報はHPでご確認ください。
http://soil-kyoto.com
魚菜料理 縄屋
概要全国の食通から注目される和食の名店。
住所京都府京丹後市弥栄町黒部2517
電話番号0772-65-2127
備考現在、改装工事中です。リニューアルオープンの情報はお店のfacebookでご確認ください。
https://www.facebook.com/縄屋-Nawaya-459781107378318/
SORA×TOV GARDEN
概要京丹後で料理店向けのハーブを栽培しています。
備考詳細及び問い合わせ先はfacebookでご確認ください。
https://www.facebook.com/SORATOV.GARDEN/

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坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

2025621日(土) 午前11時

理想の家づくりプランナーの銭湯復活プロジェクト

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

家を建てるとき、まずは不動産業者で土地を探し、銀行からお金を借りて土地を購入、それからどんな家を建てるか住宅会社に相談するのが一般的ですが、まったく違うやり方を推奨している家づくりプランナーがいます。坂口祐司さん、38歳。「まず、お客様がどんなライフスタイルを好むのか、家に何を求めているか、細かいことまで徹底的に聞き取り調査します。それが決まってから、予算を考慮しながら土地を探します」。

「お金をかければいい家ができるワケではない」と言う坂口さん。
住む人のライフスタイルに合わせた理想の暮らしをかなえる家づくりは施主と幾度となく打ち合わせをした結果生まれる個性を活かしたデザインと設計。

「新築した家に住んでみたら、理想と全然違っていた、ということって、よく聞くんです。それは土地から建築までをトータルで考えてくれるところが少ないからです。僕はそれを変えたくて、不動産事業と設計とデザインと施工が1社でできる会社を作りました」。
創業から10年。口コミで評判が広がり、忙しい日々を過ごしています。


そんな坂口さんに大きな転機が。創業80年以上という銭湯が土地付きで売りに出されたのです。取り壊して住宅に、という話もあったのですが、無くしてしまうのはもったいない。銭湯は地元のコミュニティだと考えた坂口さんは、友人たちや腕利きの職人達と連携して、銭湯復活プロジェクトを立ち上げました。

地元・京都の銭湯『明治湯』が閉店したのは4年前。坂口さんの「お風呂好き」建築チームはここを改装して新生『明司湯』として生まれ変わらせるため、さまざまなアイデアを出し合いました。ベテランの職人たちも銭湯改装は初めて…試行錯誤の連続です。
老若男女、地元の人も観光客も訪れやすい場所にしたい。それにはどんな銭湯にすればいいのか。ノスタルジーを残しつつ進化系に。最新式のサウナを完備。
さて、どんな銭湯となるのでしょうか。

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