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2021年10月23日(土) 午前11時~
世界で一つだけのオリジナル品種を作るバラ農家
國枝健一さん 「Rose Farm KEIJI」 滋賀県
滋賀県守山市のバラ農園。たくさんの種類のバラが咲き乱れていますが、それらはすべてメイド・イン・ジャパンの「和ばら」なのです。「バラのイメージと違う」「一輪でも映える、色のグラデーションが美しい」お客さんから驚きの声が上がります。
父の啓司さんが苦労の末に生み出した「和ばら」を発展させ、新しい発想でバラ農園とお客さんを繋いだのが、このバラ園の三代目、國枝健一さんです。
東京で人気のファッションブランド&雑貨店とコラボして花束を飾り、花屋さんに行かない人たちにも「和ばら」をアピールしたり。京都でバラの無人販売所を開設したり。
食品基準で育てたバラの花びらから抽出したエキスで、ローズシロップやローズティを作ったり、さらには染色や、バラの香りを生かしたローズウォーターと、人々の毎日の暮らしに寄り添う製品も開発しています。
そんな健一さんが、新たに研究しているのが、「お部屋で育てるバラ」です。
「切り花ではバラが咲ききる姿が見られません。でも鉢で育てると、最後まで鑑賞できます。バラは朽ちていく姿も美しいんですよ」。
さらに健一さんは、お店ではなく、お客様にバラを直接届ける、Uber Eatsの「バラ版」を企画して、早速都内で実験を開始しました。
概要 | 今回の主人公、國枝健一さんがバラを育てる農園。父の啓司さんが品種改良を重ねた「和ばら」が注目を集め、現在は60種類以上のバラが季節ごとに花を咲かせている。 |
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住所 | 滋賀県守山市杉江町1465 |
営業時間 | 不定 ※現在、見学はできません。 |
定休日 | 不定 |
備考 | 販売はホームページで受け付け。花束4,400円から。 農園では販売していません。 ホームページ www.wabararose.com/ |
概要 | 去年オープンした人気のホテル。ここで隔週の日曜日に開催しているのがサンデーローズマーケット。和ばらの無人販売を行っている。 |
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住所 | 京都市中京区車屋町245-2 |
電話番号 | 075-229-9000 |
営業時間 | サンデーローズマーケットは隔週の日曜日、11時から。詳細はホームページで要確認(※売り切れ次第終了) |
備考 | 和ばら一束1,000円 https://jp.acehotel.com/kyoto/ |
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