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『フレッシュ キッチン』 戸田美保子さん

2017916日(土) 午前11時

明石の魚の魅力を伝えたい料理研究家

『フレッシュ キッチン』 戸田美保子さん

兵庫県明石市の明石浦漁港は、獲れたての海の幸が次々と水揚げされる活気あふれる港。そこから歩いてすぐの所にあるのが魚専門の料理教室「フレッシュキッチン」。教えているのは魚料理研究家の戸田美保子さん。一匹まるまるの魚のさばき方を、王道のやり方や簡単な裏技、そしてお手軽で美味しい料理まで学べるとあって教室は大人気。4~5人の少人数制で、明石で水揚げされる様々な旬の魚を使う教室の様子を、捌き方や料理方法と併せて紹介。

神戸市に生まれ、建築関係の会社で働いていた戸田さんの人生は結婚によって大きく変わる。ご主人は4代続く明石の漁師。それまで生の魚に触ったこともなかった戸田さんだったが、必要に迫られ魚を扱うようになった。やがて、料理の楽しさ、魚の美味しさに目覚め、猛勉強。フグの調理など様々な資格を取得し、4年前に料理教室を開いた。

教室で扱う魚はご主人が届けてくれる新鮮なものばかり。なかでも、明石ならではの生きたタコを使う講座は特に人気があるという。なかなか知ることのないタコのシメ方から始まり、美味しいさばき方、明石の漁師の家に伝わるレシピで作る「タコのやわらか煮」など、ここでしか学べない料理の知識が目白押しだ。

また、明石の魚の魅力を広め、親しんで欲しいと、ご主人とともに一般向けの体験漁も行ったり、教室の無い日は、明石浦漁港で漁師の妻としての仕事もこなす忙しい日々を送っている。

そんな戸田さんに、新たな試みとなる料理教室の依頼が舞い込む。地域の人々に明石公園をもっと親しんでもらう企画で、戸田さんの料理教室に白羽の矢が立った。今回の企画は、子どもに教える「親子料理教室」。実は戸田さん、子どもに料理を教えるのは初めての挑戦。子どもでも簡単にできるさばき方で、少しでも楽しく、美味しい料理を教えたいという、戸田さんの親子教室が開催されるまでを追った!

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魚料理教室「フレッシュキッチン」
概要戸田美保子さんが開講する魚料理教室
住所明石市大明石町1-13-5 槌屋ビル4階
備考魚のさばき方講座(初級・中級・上級)/魚料理講座 *要予約
10:00~12:30 3,500円から

ホームページの問い合わせより、講座予約、お問い合わせ等お願い致します

ホームページ
http://akashi-fish.com/freshkitchen/
海蓮丸(かいれんまる)
概要戸田美保子さんがご主人と運営する漁師体験ツアーの申し込み先
備考「漁師体験ツアー」 *要予約 予約はHPの問い合わせよりメール受付
【貸切(11名まで乗船可)】 
54,000円(税込)
【乗合(6名より出航)】 
大人 6,800円(税込) 小人(3歳~小学生) 4,320円(税込)
※乗り合いは、大人1名に対し小人は1名まで
※6名以下の場合、希望により足りない人数×大人料金で出航致します

ホームページ
http://akashi-fish.com/
food and drinks TTT
概要明石公園にある親子料理教室を開催したカフェ
住所兵庫県明石市明石公園1-27
電話番号078-917-0091
営業時間平日 11:00~21:00
週末 10:00~21:00
定休日不定休
備考ホームページ
https://t-t-t.co/

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

2025621日(土) 午前11時

理想の家づくりプランナーの銭湯復活プロジェクト

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

家を建てるとき、まずは不動産業者で土地を探し、銀行からお金を借りて土地を購入、それからどんな家を建てるか住宅会社に相談するのが一般的ですが、まったく違うやり方を推奨している家づくりプランナーがいます。坂口祐司さん、38歳。「まず、お客様がどんなライフスタイルを好むのか、家に何を求めているか、細かいことまで徹底的に聞き取り調査します。それが決まってから、予算を考慮しながら土地を探します」。

「お金をかければいい家ができるワケではない」と言う坂口さん。
住む人のライフスタイルに合わせた理想の暮らしをかなえる家づくりは施主と幾度となく打ち合わせをした結果生まれる個性を活かしたデザインと設計。

「新築した家に住んでみたら、理想と全然違っていた、ということって、よく聞くんです。それは土地から建築までをトータルで考えてくれるところが少ないからです。僕はそれを変えたくて、不動産事業と設計とデザインと施工が1社でできる会社を作りました」。
創業から10年。口コミで評判が広がり、忙しい日々を過ごしています。


そんな坂口さんに大きな転機が。創業80年以上という銭湯が土地付きで売りに出されたのです。取り壊して住宅に、という話もあったのですが、無くしてしまうのはもったいない。銭湯は地元のコミュニティだと考えた坂口さんは、友人たちや腕利きの職人達と連携して、銭湯復活プロジェクトを立ち上げました。

地元・京都の銭湯『明治湯』が閉店したのは4年前。坂口さんの「お風呂好き」建築チームはここを改装して新生『明司湯』として生まれ変わらせるため、さまざまなアイデアを出し合いました。ベテランの職人たちも銭湯改装は初めて…試行錯誤の連続です。
老若男女、地元の人も観光客も訪れやすい場所にしたい。それにはどんな銭湯にすればいいのか。ノスタルジーを残しつつ進化系に。最新式のサウナを完備。
さて、どんな銭湯となるのでしょうか。

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