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『Soupteria(スープテリア)』 
西垣内雅さん

2017122日(土) 午前11時

野菜にこだわった手作りスープで、新たなランチスタイルを提案!

『Soupteria(スープテリア)』 西垣内雅さん

2017年6月、大阪の靱公園の近くにオープンしたスープ専門店「スープテリア」は、旬の野菜をたっぷり使った手作りのスープが大人気。周辺で働く女性や主婦の間で話題を呼んでいる。野菜にこだわったスープを作るのは、元会社員で二児の母でもある西垣内雅さんだ。

お店には、4種類のスープが日替わりで並び、毎日通っても飽きがこないと評判。自家製の出汁をベース、必ず2種類以上の旬の野菜がたっぷり入った手作りスープ。ここに玄米おにぎりや、20種類もの野菜や豆などが使われたカップサラダをセットにしたランチは、手軽にテイクアウトできると喜ばれている。

店主の西垣内雅さんは元グラフィックデザイナー。会社員時代に「時間がなくても野菜を手軽に食べられるお店があればいいのに」と、思っていたという。その後、結婚・出産を経て、子育てがひと段落した半年前、当時の想いを胸に、スープ専門店をオープンさせた。

スープは全て独学だが、オープンに向け、何度も試作を重ねたという全てのスープの素は、鶏ガラスープに香味野菜を加え、6時間かけてじっくり煮込んだ「スープテリア」の味の基本。そして、これまで作って来た多彩なレシピはいまや100種類以上。「白ネギとサツマイモのポタージュ」や、スジ肉の入った野菜たっぷりの「ミネストローネ」など、雅さんの美味しくてヘルシーで、オシャレなスープを紹介。

今回は、本格的な冬の訪れを前に、寒い時期にピッタリの新たなスープ作りを手掛けることに。冬に美味しい「かす汁」や「牡蠣」をテーマに、体を温めてくれる冬の新しいスープ作り。灘の造り酒屋の酒粕や関西屈指の坂越の牡蠣を手に入れた雅さんが、新しいスープを完成させるまでを追った!

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Soupteria(スープテリア)
概要季節の野菜をふんだんにつかったスープが頂ける西垣内 雅さんのお店
住所大阪市西区靱本町1-13-4 金丸ビル 1F
営業時間[月~金] 10:00~17:00
[土] 11:00~15:00
*売切れ次第終了
定休日日曜・祝日
備考各種スープ 500円(税込)*日替わり商品もあります
ランチタイム(11:00~14:00)は全てに玄米おにぎり付き
セットメニュー(好きなスープ+サラダ+玄米おにぎり) 850円(税込)
鮭の粕汁 600円(税込)
オイスターチャウダー 800円(税込)
遊亀 祇園店(ゆうき ぎおんてん)
概要西垣内さんが京都で粕汁を勉強しに行ったお店
住所京都府京都市東山区富永町111-1
電話番号075-525-2666
営業時間月~土曜 17:00~22:00(L.O.21:20)
定休日日曜・祝日
備考粕汁 200円(税込)
神戸酒心館 さかばやし
概要西垣内さんが神戸で粕汁を勉強しに行ったお店
住所神戸市東灘区御影塚町1-8-17
電話番号神戸酒心館への問い合わせ 078-841-1121
【電話受付】10:00~17:00
さかばやしのご予約 TEL:078-841-2612
【電話受付】11:00~21:00
営業時間さかばやし
[昼] 11:30~14:30(L.O.14:00)
[夜] 17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日年中無休(年末年始を除く/大晦日・1月1日~3日は休業)
備考粕汁膳(冬季平日昼限定)1950円(税込)
<ホームページ>http://www.shushinkan.co.jp/
かましま水産
概要カキを探しに訪れた赤穂市坂越のお店
住所兵庫県赤穂市坂越319
電話番号0791-48-0658
営業時間8:30~16:00
定休日火曜
備考生かきむき身500グラム 1350円(税込)
<ホームページ>http://www.sakosikaki.jp/shop/

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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植松将太さん 『アビタコロ』 大阪・北浜

2025628日(土) 午前11時

地元の食材にとことん拘ったイタリアンのシェフ

植松将太さん 『アビタコロ』 大阪・北浜

大阪の中心部から車でおよそ1時間。豊かな自然と歴史を感じられる南河内郡河南町では、野菜をはじめ新鮮な食材が多く作られています。その河南町で生まれ育ったイタリアンのシェフ、植松将太さんは、河南町の食材に拘り、唯一無二の料理でお客さんを驚かせています。

料理人ひとすじ20年の植松シェフ。7年前に独立し、北浜駅近くに、『アビタコロ』というお店を構えています。イタリア語で「小さな家」という意味だそう。ある日のディナーを紹介しましょう。イタリアンを原点に河南町の食材と、世界各地の調理法を組み合わせたメニューは、独創的でとても美味しいと評判になっています。店は独立前からの同僚、パティシエの柳田さんと2人で切り盛りしています。

植松シェフの朝は、二人の可愛い娘を送り出すことが日課です。見送りが終わると河南町にある「道の駅かなん」で今朝採りされた新鮮野菜を仕入れます。小規模農家が多く、河南町の作物は少量多品種なのが特徴です。さらに、河南町の養鶏場へ。飼育環境に拘り、餌に拘って作り上げた平飼い有精卵は、多くの料理人たちに愛されています。

6月の初め、この日は特別なイベントを準備中。オープンからシェフをサポートしてきたパティシエの柳田さんを主役に、デザートのコースを任せたのです。さて、お客さんの反応は?

植松シェフの原点、それは「料理人は社会でもっと大きな存在になれる」という思い。料理人が率先して地域貢献の先頭に立てば、未来は変わっていく。そこで、河南町の魅力を地元の人にも気づいてもらうため、自らクッキングスクールを開催しました。参加者の中には、河南町で野菜を作る生産者の方もいます。さて、河南町の野菜を使った夏野菜の米粉パスタとは、一体どんなメニューなのでしょう。

植松シェフの指導を受けながら、料理を作る参加者たち。いつも食べている野菜が本格イタリアンに大変身です。さあ、そのお味は?さらに、シェフが用意したサプライズとは?

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