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髙倉大輔さん 写真作家 

202242日(土) 午前11時

「LIFE」放送500回記念 

髙倉大輔さん 写真作家 

「LIFE~夢のカタチ~」放送500回記念特番です。佐々木蔵之介さんも出演して、アートの世界で注目を集めている、ある写真家の被写体となります。とてもユニークで独創的なその写真とは?

気鋭の写真作家、髙倉大輔さんは、大阪の堀江にある「TEZUKAYAMA GALLERY」を拠点に活動し、様々な作品を発表しているアーティスト。なかでも、「monodramatic」と名付けられた作品シリーズが代表作です。monodrama(1人芝居)とdramatic(劇的な)をつなぎ合わせた造語。その制作は、まず、被写体となる人物の物語を聞き取ることから始まります。そこからインスピレーションを膨らませ、舞台と物語を決め、被写体の配置を考えます。作品の特徴は、1人の被写体が様々なポーズをして配置されること。作品の中にたくさんの人がいるように見えて、実はすべて同じ人物なのです。演劇的なアプローチで撮影し、独特な世界観のある作品に仕上げていきます。

1980年、埼玉県生まれの髙倉さんは、小さな頃からお芝居に関わってきたといいます。「幼稚園でお芝居を作った記憶があります。小学校でもクリスマス会で友達と芝居をやったり、中学・高校の文化祭でも芝居を。立教大学では演劇研究会に入り、卒業後も役者をやっていました。そんな中、公演のチラシをデザインしていた関係から、ブックデザインの事務所でアルバイト。そこでデザインや写真加工のスキルを身に着け、写真の勉強を始めます。色々な人に作品を見せることで、作品は次第にアートの世界へ。
そして様々な賞を取り、美術館が髙倉さんの作品を買うようになります。2015年、ルーブル美術館で行われたフォトフェアに参加し、世界でも認められる写真家に。

そんな髙倉さんが是非撮ってみたいという被写体が、演劇人として憧れていた佐々木蔵之介さん。そのオファーを受け、蔵之介さんが髙倉さんの作品世界に飛び込みます!髙倉さんと蔵之介さんの打ち合わせから撮影現場まで、その制作過程に密着。2人で作り上げた物語とは、どんな世界なのでしょうか?そして、髙倉さんが完成させた作品を見た蔵之介さんの反応は?

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TEZUKAYAMA GALLERY
概要大阪・南堀江の現代美術のギャラリー。国内の若手から中堅アーティストを中心に、企画展やアートフェアを通して作品を積極的に発信。
住所大阪府大阪市西区南堀江1丁目19-27 山崎ビル2F
電話番号06-6534-3993
営業時間12:00-19:00
定休日日曜・祝日・月曜
備考入場無料。佐々木蔵之介さんが被写体となった高倉さんの作品展示期間↓
【蔵之介さん作品展示期間】
4/5-4/23
【OPEN 火曜-土曜 12:00-19:00 CLOSED 日曜・祝日・月曜】
新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
シアターグリーン
概要BIG TREE THEATER、BOX in BOX THEATER、BASE THEATERの3つの舞台からなる、おそらく現存する都内最古の小劇場。
住所東京都豊島区南池袋2丁目20-4
電話番号03-3983-0644
営業時間貸出状況による。
定休日貸出状況による。
備考劇場使用料 ¥209,000円(税込)/日
延長料金(30分) ¥8,800円(税込)
新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
72Gallery
概要企画展示から同施設内のPHaT PHOTOや御苗場などとも連携しているスペース。
住所東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
電話番号03-5524-6994
営業時間水曜-日曜 12:00-19:00
定休日月曜・火曜
備考新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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次回の放送

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

2025621日(土) 午前11時

理想の家づくりプランナーの銭湯復活プロジェクト

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

家を建てるとき、まずは不動産業者で土地を探し、銀行からお金を借りて土地を購入、それからどんな家を建てるか住宅会社に相談するのが一般的ですが、まったく違うやり方を推奨している家づくりプランナーがいます。坂口祐司さん、38歳。「まず、お客様がどんなライフスタイルを好むのか、家に何を求めているか、細かいことまで徹底的に聞き取り調査します。それが決まってから、予算を考慮しながら土地を探します」。

「お金をかければいい家ができるワケではない」と言う坂口さん。
住む人のライフスタイルに合わせた理想の暮らしをかなえる家づくりは施主と幾度となく打ち合わせをした結果生まれる個性を活かしたデザインと設計。

「新築した家に住んでみたら、理想と全然違っていた、ということって、よく聞くんです。それは土地から建築までをトータルで考えてくれるところが少ないからです。僕はそれを変えたくて、不動産事業と設計とデザインと施工が1社でできる会社を作りました」。
創業から10年。口コミで評判が広がり、忙しい日々を過ごしています。


そんな坂口さんに大きな転機が。創業80年以上という銭湯が土地付きで売りに出されたのです。取り壊して住宅に、という話もあったのですが、無くしてしまうのはもったいない。銭湯は地元のコミュニティだと考えた坂口さんは、友人たちや腕利きの職人達と連携して、銭湯復活プロジェクトを立ち上げました。

地元・京都の銭湯『明治湯』が閉店したのは4年前。坂口さんの「お風呂好き」建築チームはここを改装して新生『明司湯』として生まれ変わらせるため、さまざまなアイデアを出し合いました。ベテランの職人たちも銭湯改装は初めて…試行錯誤の連続です。
老若男女、地元の人も観光客も訪れやすい場所にしたい。それにはどんな銭湯にすればいいのか。ノスタルジーを残しつつ進化系に。最新式のサウナを完備。
さて、どんな銭湯となるのでしょうか。

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