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2023年2月4日(土) 午前11時~
キッチンカーでマグロの解体ショー!
西本知生さん 岸和田市 「at鮪」
前代未聞、マグロ専門のキッチンカーを作った男がいます。岸和田を拠点に、連日、大阪や和歌山に出店しているのは、西本知生さん、40歳。マグロの魅力に取り憑かれ、鮮度の良い捌きたてのマグロを、より身近な場所で美味しく食べてもらいたい。その思いを実現するため、キッチンカーでのマグロ解体ショーを考えました。移動販売で寿司や丼を生で出すなど、一見不可能かと思われましたが、冷蔵庫や冷凍庫など、飲食店と同等の設備を取り入れて、苦労して営業許可を得ることができました。費用は総額240万円。店名は『at鮪』。西本さんは、日々、創意工夫を重ね、マグロの旨さを研究しています。マグロの血合を美味しくするために思いついたのは串カツ。小型の電気フライヤーを購入し、揚げたてを提供して、冬の人気メニューとなりました。
信頼する卸業者から本マグロを一本仕入れ、シャリにも拘ります。店で扱う酢飯はお酢の加減を細かくオーダーしています。この日は、江戸前寿司の赤酢を使った新しいお寿司を考案。関西人は少し苦手とする赤酢ですが、さて、どんなシャリになったのでしょう。
1月上旬。初の遠征で岡山へ。『at鮪』では、月に数本、企業から解体ショーの依頼が入ります。自動車販売のイベントで、マグロをテーブルに上げると、ショーが始まる前から人が集まってきました。目の前で大きな切り身に捌くと、その迫力に大人も子供も圧倒された様子。解体ショーは大人気となりました。
西本さんは寒い冬にぴったりの新作を考えていました。それは「マグロのダシ茶漬け」。解体した時に大量に出る骨で出汁を取り、それを丼にかけて完成させるのですが、マグロの風味と魚臭さのバランスに苦労します。また、醤油の量で味にばらつきが出ることも悩みのタネに。さて、それらの問題を西本さんはどうやって解決したのでしょうか。
概要 | 日本初、本マグロ専門のキッチンカー。解体ショーなども行い、捌きたての新鮮な本マグロを丼やお寿司などでいただける。 |
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住所 | 岸和田を拠点に大阪や和歌山などで出店。 |
営業時間 | お店のインスタグラムをチェック。 |
定休日 | 不定休 |
備考 | at鮪丼 1,296円 at鮪5貫 1,296円 インスタグラム https://www.instagram.com/atmaguro/ |
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