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小石剛さん 大阪府池田市 「こいし・こども矯正歯科」

2024105日(土) 午前11時

子供に特化した歯医者さん

小石剛さん 大阪府池田市 「こいし・こども矯正歯科」

子供に特化した全国でも珍しい歯医者さんが、大阪の池田にあります。阪急池田駅から、徒歩3分、『こいし・こども矯正歯科』です。歯医者さんといえば、怖くてぐずるイメージがありますが、泣いている子供は見当たりません。みんなリラックスしながら診察を受けています。まるで自宅のリビングのようにくつろげる、そんな歯医者さんを経営しているのが、院長の小石剛さんです。待合室には遊び場があり、走り回る子供や寝ている子供、学校の宿題をしている子もいます。しかも診察が終わると、笑顔で頑張ったご褒美に、毎回おもちゃをもらえるのです。

50人以上ものスタッフが在籍するこいし歯科。その大半が歯科衛生士の資格を持っています。そのため、小石さんは、診察のほとんどの時間を任せることができるのです。しかし、良好な関係を築いているように見える小石院長ですが、経営を引き継いだ当初はそうではありませんでした。

池田で生まれ育った小石さん。一家は祖父の代から100年続く歯科医院でした。院長に就任した当初、厳しい態度でスタッフに接したことで、関係はみるみる悪化。辞めていくスタッフも続出したことで、小石さんは反省して態度を改め、ある改革を実行したのです。

こいし歯科を信頼しているのは、子供たちだけではありません。実は同じフロアにもう一つ、タイプの違う歯医者さんを作ったのです。それは『おとなの歯科室』。子育て中のお母さんを中心に診察を行っています。

地域にとって欠かせない歯医者さんとなった、こいし歯科。この日は全国の同業者が見学に訪れていました。子供を笑顔にするスタッフの仕事ぶりが注目されているのです。診察だけでなく、スタッフが発案し、スタッフ自らが演出するイベントも続々と立ち上がっています。そしてこの夏、こいし歯科が団結して、池田でお祭りを主催することになりました。
さらには…

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こいし・子ども矯正歯科
概要大阪・池田駅近くにあるこども専門の小児歯科
住所〒563-0048
大阪府池田市呉服町1-1サンシティ池田イケディア3階
電話番号患者様専用フリーダイヤル:0120-154-514
営業時間朝 7:00~ 昼 11:00~ 夜 15:00~(予約制)
定休日平 日:9:30-12:30 / 14:30-18:00
土曜日:9:00-17:00
※水曜・日曜・祝日は休診日
備考ホームページ
https://koishi-child-dental.com/

インスタグラム
https://www.instagram.com/koishikodomo/

ぐるっとママ大阪ホームページ
https://www.gurutto-mama-osaka.com/

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上田京子さん 奈津子さん 『金彩上田』 京都市北区

2025614日(土) 午前11時

伝統工芸「金彩」を令和に受け継ぐ職人親子

上田京子さん 奈津子さん 『金彩上田』 京都市北区

光煌めく繊細なアート作品に、耳元で輝くイヤリング、華やかな色合いのスカーフ。これらはすべて、日本が世界に誇る伝統工芸「金彩」を施したアイテム。「金彩」とは、着物に金や銀の箔を糊で貼り付け、煌びやかに装飾する技法です。唯一無二の美しさで古くから友禅に活用されてきましたが、和服離れとともに、その技法を知らない人が増えています。そんな「金彩」を未来に繋げるために奮闘する親子に密着しました。

京都市北区にある工房『金彩上田』。営むのは金彩職人の上田京子さんと娘の奈津子さんです。友禅の世界では、絵付けと金彩が分業されることが多いのですが。絵を描くのが大好きな奈津子さんが一からデザインし、完成まで一貫して行うのが『金彩上田』流。その親子による、高度な技法を実際に見てみましょう。

京子さんはリペア技術の高さにも定評があります。下書きから絵付け、仕上げに金彩を施して修復は終了。他にも、着物の経年劣化による色褪せや箔の剝がれなど、状況は千差万別。修復には経験と熟練の技を要します。

18歳で京友禅の工房に入り、技術を習得した母・京子さん。職人の母の背中を見て育った奈津子さんでしたが、家業を継ぐ気はなく、ブリティッシュ系のアパレル会社に就職します。しかし、バブル崩壊後、ガクンと仕事が減った京子さんは、「もっと時代に合わせた多様なデザインに金彩を施せるのでは?」。そして「新しいモノづくりができるなら面白そう」と考えた奈津子さんと二人で、工房『金彩上田』を立ち上げたのです。

新しい金彩に挑む奈津子さんには、タッグを組むディレクターがいます。イタリアと日本の素材を組み合わせたファッションブランド「レナクナッタ」の大河内愛加さんです。『金彩上田』とコラボしたイヤリングやシルクのスカーフは、販売すると、たちまち完売する人気商品となっています。なぜ大河内さんは、上田さんとコラボしようと考えたのでしょう。

「少しでも多くの人に金彩を知ってもらいたい!」様々な素材で新作に取り組む奈津子さん。それ以外にも、親子の挑戦はまだまだ続きます。

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