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「ジママヤベーカリー」 パン職人 野村優一さん

2018721日(土) 午前11時

ふるさとの味で沖縄と和歌山を結ぶ、若きパン職人の夢のカタチ!

「ジママヤベーカリー」 パン職人 野村優一さん

ミカンの産地として知られる和歌山県有田川町。
ここに昨年、一軒のパン屋さん「ジママヤベーカリー」がオープンしました。

多い日には50種類近くが並ぶジママヤベーカリー。
全てのパンを焼いているのは沖縄出身の職人、野村優一さんです。南国ムードあふれる店内に、沖縄テイストが満載のパンが並んでいます。人気のものは午前中に売り切れてしまうことも多く、オープンと同時に地元の人たちが訪れます。

ジママヤベーカリーの魅力は、なんといっても「沖縄」が味わえること。沖縄の食材を使った「パイナップルカスタード」や「黒糖パン」、「島ベーコンエピ」など、和歌山で沖縄の味を満喫できる、と有田川の人々に愛されているのです。

沖縄のホテルのベーカリー部門で働いていた野村さん。有田川出身の奥さんと職場で出会い、結婚。出産を機に和歌山を訪れ、有田川が故郷の空気に似ていること、そして「沖縄と和歌山、2つの食材を使ってパン作りをしたい」という思いを強くし、移住を決意しました。

今では毎日深夜2時からぶっ通しでパンを焼き続ける生活を送っている野村さん。今回、日頃お世話になっている、ある”団体”の人たちのために新たなパンを作ることに。それは珍しい芋を使って作る「サーターアンダギー」!
ちょっと変わった沖縄の定番おやつ。どんな「新しい沖縄の味」が生まれるのでしょうか。

和歌山で奮闘する野村さんのパン作りに密着しました。

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Jimamaya bakery(ジママヤ ベーカリー)
概要和歌山・有田川で沖縄出身の野村優一さんが営む人気のベーカリー
住所和歌山県有田郡有田川町天満813-1
電話番号073-720-2052
営業時間8:00~17:00 ※商品が無くなり次第、終了
定休日日曜・月曜
備考十勝食パン 280円(税抜)
黒糖蒸しパン 100円(税抜)
島ベーコンエピ 230円(税抜)

<ホームページ>
https://www.facebook.com/jimamaya.bakery/
ササキのたまご
概要ジママヤベーカリーで使用しているたまごの販売所
住所和歌山県有田郡有田川町徳田1330
電話番号0737-52-6151
営業時間8:30~17:00
定休日日曜
備考1キロ 550円(税込)

<ホームページ>
http://www.aozoratamago.co.jp/
ブルーウッドブリュワリー
概要地元の特産物を使って作られた地ビールとジママヤベーカリーのパンを使ったバーガーが人気
住所和歌山県有田郡有田川町天満67
電話番号0737-52-3310
営業時間水曜~土曜:17:30~22:30頃
定休日日曜・月曜・火曜・祝日
備考BWバーガー 900円(税抜)
地ビール 中ジョッキ 500円(税抜)

<ホームページ>
Facebook ブルーウッドブリュワリーで検索

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坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

2025621日(土) 午前11時

理想の家づくりプランナーの銭湯復活プロジェクト

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

家を建てるとき、まずは不動産業者で土地を探し、銀行からお金を借りて土地を購入、それからどんな家を建てるか住宅会社に相談するのが一般的ですが、まったく違うやり方を推奨している家づくりプランナーがいます。坂口祐司さん、38歳。「まず、お客様がどんなライフスタイルを好むのか、家に何を求めているか、細かいことまで徹底的に聞き取り調査します。それが決まってから、予算を考慮しながら土地を探します」。

「お金をかければいい家ができるワケではない」と言う坂口さん。
住む人のライフスタイルに合わせた理想の暮らしをかなえる家づくりは施主と幾度となく打ち合わせをした結果生まれる個性を活かしたデザインと設計。

「新築した家に住んでみたら、理想と全然違っていた、ということって、よく聞くんです。それは土地から建築までをトータルで考えてくれるところが少ないからです。僕はそれを変えたくて、不動産事業と設計とデザインと施工が1社でできる会社を作りました」。
創業から10年。口コミで評判が広がり、忙しい日々を過ごしています。


そんな坂口さんに大きな転機が。創業80年以上という銭湯が土地付きで売りに出されたのです。取り壊して住宅に、という話もあったのですが、無くしてしまうのはもったいない。銭湯は地元のコミュニティだと考えた坂口さんは、友人たちや腕利きの職人達と連携して、銭湯復活プロジェクトを立ち上げました。

地元・京都の銭湯『明治湯』が閉店したのは4年前。坂口さんの「お風呂好き」建築チームはここを改装して新生『明司湯』として生まれ変わらせるため、さまざまなアイデアを出し合いました。ベテランの職人たちも銭湯改装は初めて…試行錯誤の連続です。
老若男女、地元の人も観光客も訪れやすい場所にしたい。それにはどんな銭湯にすればいいのか。ノスタルジーを残しつつ進化系に。最新式のサウナを完備。
さて、どんな銭湯となるのでしょうか。

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