大阪・堺市にある「トラとウサギの茶飯事」は、全国から厳選したお米を扱うお米屋さん。“五つ星お米マイスター”の資格を持つ城敏之さん・直子さん夫婦が営んでいます。
店内には20種類ほどのお米が並んでいますが、そこには城さんの様々なこだわりが。
美味しさを届けるため、お米は玄米の状態。それを三分づき、五分づきなどお客の好みに応じて精米して販売しています。また、ほとんどのお米は城さんが実際に産地へ行き、田んぼを見、生産者と話して仕入れたもの。
「誰から買うか」を大切に、がモットーなんだとか。
そんな城さんのお米は食のプロからの信頼も高く、お寿司屋さんや焼肉店など、それぞれの要望に応じたブレンドを施し、お店に届けています。
二人の出会いは大学時代。卒業後に結婚し、高知県でお米屋さんをしていた直子さんの実家で働き始めました。そこで多くの生産者と出会い、お米について勉強を重ね、生産者の思いも一緒に伝えるお米屋さんをやりたいと2015年に堺で独立。それから3年、お米の良さを届けるべく、炊き方教室や米づくりのワークショップなど様々な活動を続けてきました。
そんな城さんが今回、仕入れを兼ねてある場所を久しぶりに訪ねることに。向かった先は高知県。日本一に輝いたこともあるお米の産地、天空の棚田です。
城さんの恩人だという農家さんがいるこの場所で、今回はどんな米との出会いがあったのでしょうか?
日本人の心、お米の良さを伝えたい!五つ星お米マイスター夫婦に密着しました。