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2025年6月28日(土) 午前11時~
地元の食材にとことん拘ったイタリアンのシェフ
植松将太さん 『アビタコロ』 大阪・北浜
大阪の中心部から車でおよそ1時間。豊かな自然と歴史を感じられる南河内郡河南町では、野菜をはじめ新鮮な食材が多く作られています。その河南町で生まれ育ったイタリアンのシェフ、植松将太さんは、河南町の食材に拘り、唯一無二の料理でお客さんを驚かせています。
料理人ひとすじ20年の植松シェフ。7年前に独立し、北浜駅近くに、『アビタコロ』というお店を構えています。イタリア語で「小さな家」という意味だそう。ある日のディナーを紹介しましょう。イタリアンを原点に河南町の食材と、世界各地の調理法を組み合わせたメニューは、独創的でとても美味しいと評判になっています。店は独立前からの同僚、パティシエの柳田さんと2人で切り盛りしています。
植松シェフの朝は、二人の可愛い娘を送り出すことが日課です。見送りが終わると河南町にある「道の駅かなん」で今朝採りされた新鮮野菜を仕入れます。小規模農家が多く、河南町の作物は少量多品種なのが特徴です。さらに、河南町の養鶏場へ。飼育環境に拘り、餌に拘って作り上げた平飼い有精卵は、多くの料理人たちに愛されています。
6月の初め、この日は特別なイベントを準備中。オープンからシェフをサポートしてきたパティシエの柳田さんを主役に、デザートのコースを任せたのです。さて、お客さんの反応は?
植松シェフの原点、それは「料理人は社会でもっと大きな存在になれる」という思い。料理人が率先して地域貢献の先頭に立てば、未来は変わっていく。そこで、河南町の魅力を地元の人にも気づいてもらうため、自らクッキングスクールを開催しました。参加者の中には、河南町で野菜を作る生産者の方もいます。さて、河南町の野菜を使った夏野菜の米粉パスタとは、一体どんなメニューなのでしょう。
植松シェフの指導を受けながら、料理を作る参加者たち。いつも食べている野菜が本格イタリアンに大変身です。さあ、そのお味は?さらに、シェフが用意したサプライズとは?
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