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「SPICEUP(スパイスアップ)」桑原亮子さん

2019518日(土) 午前11時

スパイスで家庭料理の幅を広げる女性料理研究家

「SPICEUP(スパイスアップ)」桑原亮子さん

スパイスを使って家庭料理をプロの味に変える、料理研究家の桑原亮子さん。「少しのスパイスを、的確なタイミングで使うことが、仕上がりの風味に大きな差を生む」という桑原さんの料理教室には予約が殺到、キャンセル待ちが続くほど。万能調味料「ニラダレ」など、桑原さんが独自に開発したレシピが大好評です。

今回、企業からの依頼で、システムキッチンのショールームでの出張料理教室を
開くことになった桑原さん。選んだ料理は、レッスンで披露するのは初めてとなる煮込み料理でした。豚肉に粒マスタード、ローリエ、ローズマリー、クミン、黒コショウなどを使ったメイン料理「塩豚のマスタード煮込み」は、上々の出来ばえで、いつもの教室とは勝手の違うショールームのお客さんにも大好評。
桑原さんの挑戦が、またひとつ実を結んだ瞬間でした。

これからまた、新たにどんなレシピが生み出されるのでしょうか?
スパイスで料理に魔法をかける料理研究家に密着しました。

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SPICEUP(スパイスアップ)
概要今回の主人公・桑原亮子さんが主宰する料理教室。家庭料理をスパイスを使ってプロの味に変身させると評判になっている。
住所大阪府豊中市寺内2-3-9 302
営業時間随時ホームページに掲載
定休日同上
備考7,000円(メニューによって変動) ※ホームページで確認
https://spiceup-world.com/
ファーマン キッチン マーケット
概要桑原さんがよく買い出しに行く八百屋さん。全国の生産者から直接、旬の野菜などを仕入れ販売している。
住所大阪府吹田市津雲台7-5-16
電話番号06-6155-7798
営業時間9:00~18:00
定休日不定休
備考http://www.farman-kitchen-market.com/
UTUWA(うつわ)11
概要桑原さんがお気に入りの器のセレクトショップ。オーナー自ら全国各地で見つけた注目の作家の作品を販売している
住所大阪府豊中市旭丘1-108 2F
電話番号06-6152-8887
営業時間11:00~17:00
定休日日曜・月曜・木曜(不定休あり)
備考http://utsuwa11.sakura.ne.jp/
スパイス堂
概要桑原さんがよく訪れるスパイスの専門店。世界中の珍しいものを取りそろえていて、多くの料理人も足を運んでいる。
住所大阪市中央区谷町6丁目13-6
電話番号06-7708-1611
営業時間スパイス販売11:30~20:00、飲食は17:00まで
定休日火曜(不定休あり)
備考https://ja-jp.facebook.com/spicedou/
キッチンハウス 神戸ショールーム
概要今回、桑原さんに特別料理教室の依頼をしたシステムキッチンの会社のショールーム。
住所兵庫県神戸市中央区播磨町45 9F
電話番号078-599-5635(完全予約制)
営業時間10:00~18:00
定休日水曜(祝祭日は営業)
備考https://www.kitchenhouse.jp/

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次回の放送

上田京子さん 奈津子さん 『金彩上田』 京都市北区

2025614日(土) 午前11時

伝統工芸「金彩」を令和に受け継ぐ職人親子

上田京子さん 奈津子さん 『金彩上田』 京都市北区

光煌めく繊細なアート作品に、耳元で輝くイヤリング、華やかな色合いのスカーフ。これらはすべて、日本が世界に誇る伝統工芸「金彩」を施したアイテム。「金彩」とは、着物に金や銀の箔を糊で貼り付け、煌びやかに装飾する技法です。唯一無二の美しさで古くから友禅に活用されてきましたが、和服離れとともに、その技法を知らない人が増えています。そんな「金彩」を未来に繋げるために奮闘する親子に密着しました。

京都市北区にある工房『金彩上田』。営むのは金彩職人の上田京子さんと娘の奈津子さんです。友禅の世界では、絵付けと金彩が分業されることが多いのですが。絵を描くのが大好きな奈津子さんが一からデザインし、完成まで一貫して行うのが『金彩上田』流。その親子による、高度な技法を実際に見てみましょう。

京子さんはリペア技術の高さにも定評があります。下書きから絵付け、仕上げに金彩を施して修復は終了。他にも、着物の経年劣化による色褪せや箔の剝がれなど、状況は千差万別。修復には経験と熟練の技を要します。

18歳で京友禅の工房に入り、技術を習得した母・京子さん。職人の母の背中を見て育った奈津子さんでしたが、家業を継ぐ気はなく、ブリティッシュ系のアパレル会社に就職します。しかし、バブル崩壊後、ガクンと仕事が減った京子さんは、「もっと時代に合わせた多様なデザインに金彩を施せるのでは?」。そして「新しいモノづくりができるなら面白そう」と考えた奈津子さんと二人で、工房『金彩上田』を立ち上げたのです。

新しい金彩に挑む奈津子さんには、タッグを組むディレクターがいます。イタリアと日本の素材を組み合わせたファッションブランド「レナクナッタ」の大河内愛加さんです。『金彩上田』とコラボしたイヤリングやシルクのスカーフは、販売すると、たちまち完売する人気商品となっています。なぜ大河内さんは、上田さんとコラボしようと考えたのでしょう。

「少しでも多くの人に金彩を知ってもらいたい!」様々な素材で新作に取り組む奈津子さん。それ以外にも、親子の挑戦はまだまだ続きます。

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