Story
ストーリー
最終話
「俺、天沢さんのことが好きだ」唯純の真剣な告白に、天沢は「時間をもらえるかな」と答えるのが精いっぱいだった。唯純は天沢に告白したことを、陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)に告げると、「心配しなくていい。何もおかしなことはないから」とまっすぐに唯純を応援する二人。
告白の返事を待っている間にやることがある、と唯純は父・圭一郎(賀集利樹)に会いに行くのだった。一方の天沢は、まだ学生である唯純のことを思ってどう返事するか悩み続ける。そんな二人には、美味しくて楽しかったおうちごはんの思い出が募っていて…。果たして、唯純のまっすぐな告白に対して、天沢の出した答えは!?
第8話
天沢(多和田任益)の家での居候生活が終わり、アパートへ戻った唯純(田中洸希)。天沢に引き止められなかったことに、唯純は肩を落とす。一方の天沢もコンビニを訪れるが唯純は休み。同居解消後、すれ違いを繰り返す二人だった。
そんな中、パトロール中の天沢は、全身黒ずくめの怪しい男が唯純の部屋を覗いているのを見つけて…
陽平(植村颯太)や東海林(楽駆)に背中を押された唯純は、サークルで作った料理を手に天沢に会いに行く。しかし、先輩警官と談笑している天沢の姿を目撃し、料理を渡すことができなかった。天沢に会えないまま雨に打たれた唯純は体調を崩して寝込んでしまい…
第7話
寝ぼけて天沢(多和田任益)のベッドに潜り込み、そのまま腕枕で目を覚ました唯純(田中洸希)は、恥ずかしさのあまり悶えてしまう。
そんな時、天沢の誕生日が近いことを知り、サプライズでお祝いすることを決意。ただ、なにが欲しいかもわからない。親友の陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)からアドバイスを受け、手作りケーキを贈ることに。
ケーキを作ったことのない唯純は日々試行錯誤を繰り返す。そうして迎えた当日、何も知らない天沢から「急遽実家で過ごすことになった」と電話が入り…
第6話
天沢(多和田任益)の家に居候することになった唯純(田中洸希)。合鍵をもらい、天沢に借りたスウェットを着て、同じ部屋で眠る生活にくすぐったさを感じつつも、ずっと一緒にいられる幸せを噛みしめていた。
天沢にも同居生活を楽しいと思ってほしいと、唯純はいつも以上に料理の腕をふるうが、天沢は頑張りすぎる唯純を心配してしまう。二人で楽しく暮らそうと話し合い、穏やかな日常がスタートするのだった。
そんなある日、天沢の家に陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)が遊びにやってくる。その夜、疲れて酔ってしまった唯純はつい天沢のベッドに潜り込み…
第5話
天沢(多和田任益)から、いつもの料理のお礼にとデートに誘われた唯純(田中洸希)は、料理サークルで恋が実るという伝説のあるミートボール弁当を作ることに。ミートボールを丁寧にお弁当箱へと詰め込んだ唯純は、天沢と待ち合わせをしている公園へ。そんな様子を茂みの陰からこっそりと見守っていたのは、唯純の親友・陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)。“唯純に彼女ができたのでは?”と心配して後をつけていたのだった。
以前護身術を教えると約束した天沢は、唯純に太極拳を伝授。そして、前からやってみたかったと唯純をスワンボートに誘う。距離が近づきドキドキする唯純は、お弁当をぎゅっと握りしめ「もしかしたら天沢さんと付き合えるかも」と期待を募らせるのだった。二人の様子を覗き見していた陽平は、唯純の気持ちに気づいて…
第4話
「天沢さんが好き…なんだと思う。」
天沢(多和田任益)への気持ちを自覚した唯純(田中洸希)だったが、この先どうしたいのか、自分でもわからなくなっていた。意識するあまり「飯、作りに行こうか?」というメッセージすら送れない唯純。
なかなか天沢に会えない寂しさを抱えているとき、料理サークルの後輩・七海(喜多乃愛)から料理を教えてほしいと懇願される。七海は、どんな食材でもおいしく調理できる唯純に憧れているという。七海の熱心さに押し切られた唯純は、料理特訓をすることに。それを知った天沢だったが全く態度を変えず、友達としてしか見られていないことに気づいた唯純はショックを受けるのだった。そんな中、七海から「実家の農作業を手伝ってほしい」と誘われて…
第3話
唯純(田中洸希)は天沢(多和田任益)を思うとドキドキしてしまい、ついにはキスする夢まで見る始末。「変、変、変!俺、どうかしてるだろ…」初めて抱く感情を持て余していた。そんな中、巡回で唯純のバイト先へやってきた天沢から、近隣でコンビニ強盗が多発していると注意喚起を受ける。後日、親友の陽平(植村颯太)、東海林(楽駆)がコンビニへ遊びに来ているときに黒いフードを目深にかぶった怪しい客がやってくる。恐れる唯純たちだったが、その客はなんと東海林の推し声優・しおりん(Liyuu)だった!
安堵した数日後、深夜ひとりバイトをしている唯純の前に本物の強盗犯が。唯純はとっさに男を追いかけてしまうが、刃物を隠し持っていた犯人が唯純に襲い掛かって――!
第2話
「好きだよ、唯純君のごはん。」思わせぶりな天沢(多和田任益)の言葉に思わずドキッとしてしまった唯純(田中洸希)。次にごはんを作りに来たときは一緒に食べようと指切りをして、「おやすみ」を交わす二人。唯純は一人帰り道、思わず笑みをこぼすのだった。
陽平(植村颯太)と東海林(楽駆)、いつもの3人で交番の前を通ると、女性と女の子と楽しそうに過ごす天沢の姿を見てしまう唯純。「もしかしてこいつ、結婚して…⁉」ずっと一人の食事だと味気ない、って言っていたのに。唯純は裏切られたような気持ちになってしまう。天沢は既婚?未婚?モヤモヤを抱える唯純は、天沢に夕飯に誘われても掴まれた腕を思わず振り払い、「一緒に食う相手、他にいるだろ!」と捨てセリフを残してその場から逃げ去ってしまう。そんな時、天沢の家族と思われる女性と女の子と遭遇して…
第1話
童顔で身長が低いことがコンプレックスな大学生・唯純(田中洸希)。
コンビニでバイトをしながら一人暮らしをしている。料理サークルに所属し、どんな食材の組み合わせでもささっとおいしいものをつくれるほどの料理の腕前で、友人の陽平(植村颯太)や東海林(楽駆)らからも一目置かれている。
新入生歓迎会からの帰り道、ほろ酔いの唯純は一人孤独を感じていた。と、そこに警察官の天沢(多和田任益)が現れ、唯純に年齢確認をする。学生証を見せるとびっくりする天沢。「大丈夫?どこなの?家」と天沢は唯純の手を引き、家まで送ってくれるのだった。
すると翌日、唯純がバイト中のコンビニに天沢がやってくる。思わずドキッとする唯純。
それから天沢は毎日コンビニにやってきては、おすすめの弁当を聞いてくる。面倒くさがりながらも、天沢の健康を考えた弁当を選んであげる唯純。
天沢の馴れ馴れしい態度に「うぜぇ野郎だ…」と思いつつも、唯純は思わず「飯、作りに行ってやろうか?」と口走ってしまう。「楽しみだなー。桜庭君のごはん」と満面の笑みを浮かべる天沢。唯純は手料理を振る舞うために天沢の家へと行くことになり…