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ウエタケの思いのタケ

2018年10月1日

赤いバッタ見つけた!

ウエタケの思いのタケ

昆活

ウエダです。

相変わらず下を向いて歩いています。


すると…見つけました!

赤いバッタです。

写真では分かりにくいとは思いますが、実際はもっと鮮やかで透き通っていて、まるでロウやガラスで出来ているよう。


バッタには緑になるものと茶色になるものがあって、植生や環境によって変わります。

つまり周りに合わせて体の色が成長とともに変化するんです。

ところが、最近の研究では、外見の色を決める遺伝子の中には、ピンクになるものもあって、稀にピンクや赤のバッタが見つかります。

稀に、というのは、そもそも遺伝子を保有する個体が少ない上に、自然界でピンクはあまりに目立ってしまうので、幼虫のときに外敵に捕食されることが多いからだそうです。

環境に適応するために、草の緑や土の茶色に体色を変えるのに、なぜピンクの遺伝子があるのか。謎が深まります。


あくまで私個人の考えですが、きっとはるか古代、バッタのご先祖が生まれたころ、この地球上には、赤い葉を持つ植物がもっとたくさんあって、森を形成していたのでは。

赤やピンク、オレンジといった極彩色の森、想像するだけでワクワクします。

生き物の形や大きさは化石となって残りますが、色は残りませんもんね。


このバッタがより多くの子孫が残せるように祈りつつ、草むらに消えていくのを見守りました。

ウエタケの思いのタケ

2018年10月1日

廃屋の思い出

ウエタケの思いのタケ

つれづれ

ウエダです。


夏の終わり、広島へ墓参りに。

そのついでに母方の実家を、35年ぶりに訪ねてみました。


実家、といってももう30年以上は人が住んでいないので、中は荒れ放題。

窓が割れ、床が抜け、柱が折れ…さらには平衡感覚がおかしくなってしまうくらい斜めになっていました。

僕が小学生のころ、ここに蚊帳を吊って、その中で祖母が剥いてくれた梨やぶどうを食べたのを思い出しました。

家の裏にいちじくの木でルリボシカミキリを見つけた感動、その先の小道でハンミョウを追いかけ続けた興奮が、ついこないだのように頭をめぐります。

は!また昆虫の話になってしまった!


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