2022年4月11日から4月15日 / 京都・上京区
月曜日
4月11日
伝統産業の新たなカタチ！ 西陣織アート
京都市上京区の伝統産業、西陣織は布地を後から染めるのではなく、先染めした糸をタテヨコに織り込むことでさまざまな文様や図柄を表現しています。「とみや織物」ではこの技術を着物生地以外に美術品としても活用しようと、自社ビル内に「西陣織国際美術館」をオープン。写実的な作品を数多く展示しています。中でも国宝の仏像をモチーフにした西陣織は圧倒的な存在感です。
とみや織物 075-463-1234
西陣織国際美術館 075-548-7505
火曜日
4月12日
受け継がれる上品な味わい 京風中華
京都で独自に発展してきた「京風中華」は昆布を入れて旨味を引き出した鶏がらスープをベースに、あっさりと上品に仕上げるのが特徴です。「鳳舞楼」の代表、相場哲夫さんはそんな京風中華の草分けともいえる名店で修業し、その味を今に受け継いでいます。なかでも人気のメニューは「カラシソバ」。たっぷりのカラシをからめた自家製麺にシャキシャキレタスのあんをかけていただきます。
鳳舞楼 075-555-5568
水曜日
4月13日
カフェで気軽に味わう 伝統の和菓子
堀川今出川の交差点にあるカフェ「tubara cafe」。こちらの本店は西隣にある和菓子の老舗「鶴屋吉信」です。和菓子を気軽に親しんでほしいと、本店の和菓子をベースにしたスイーツを提供しています。鶴の卵をかたどったかわいい上用饅頭「巣ごもり」は鶴が巣を離れずに卵を世話することから、結婚式などのお祝いのシーンに重宝されてきた、真心のこもったお菓子です。
tubara cafe 075-411-0118
木曜日
4月14日
クラシカルで新しい！ 竹籠のバッグ
もともと農具だった竹籠を茶道や華道の道具として使ったことから発展してきた「京竹工芸」。細川秀章さんはもともと東京で働いていましたが、31歳のときに会社を辞め、単身京都に来てその技を学びました。竹籠づくりの技を活かして、細川さんが独自に作っているのが竹籠のクラッチバッグ。手仕事ならではの緻密な作りで編み込まれた竹の模様が鮮やかで、使うほどに愛着が湧きます。
竹工房 喜節 075-406-0919
金曜日
4月15日
SNSでバズった “ドローン仏”
仏師の三浦耀山さんは、端正な姿形の仏像はもちろん、固定観念にとらわれないユニークな仏像を数多く作っています。SNSで話題を呼んだドローン仏は阿弥陀如来が雲に乗って極楽浄土から迎えに来る「来迎」を表現したもの。他にも下京区のお寺「龍岸寺」などで仏像教室を開き、誰でも気軽に仏像を彫ったり、仏具職人の技に触れる機会を多く設けています。
土御門仏所 075-203-7072
龍岸寺 075-371-0370
