7月18日(火)・・・今年のM-1もヒートアップ間違いなし!
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2006」の開催・放送が決定!
5年連続で優勝を逃している昨年ファイナリストの
麒麟、笑い飯が、会見で早くもガチンコモード!
優勝賞金1000万円、史上空前の規模で、プロ・アマを問わずに「笑い」を競い合う漫才日本一決定戦、「オートバックス M-1グランプリ2006」の開催が決定!そして、第6回となる今年も決勝戦の模様はABC・テレビ朝日系列全国ネットで12月下旬に生中継される。
今年の「M-1グランプリ2006」は9月2日(土)から、大阪・東京・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡の各地で予選が開催される。応募資格は例年通り、コンビ結成10年以内ならプロ・アマも所属事務所も問わない。これまで、第1回が1603組、第2回が1756組、第3回が1906組、第4回が2617組、そして昨年第5回が過去最多3378組と、応募者数はついに第1回の2倍以上を突破!プロはもちろんのことアマチュアで活躍するお笑い芸人たちのスターへの登竜門として、今年もさらに多くの出場者が期待される。また、今大会より1回戦のネタ時間がこれまでの大会の3分から2分に短縮される。これにより、一層スピーディーかつ笑いの詰まった1回戦になることは必至だ。
このたび、都内で記者会見が行われ、昨年グランプリに輝いたブラックマヨネーズに、彼らと最終決戦で戦った笑い飯と麒麟が出席した。 昨年のM-1を制覇したブラックマヨネーズ吉田敬は「V2宣言をすればカッコイイのですが、まだ優勝していない人たちのためにも出ません」。小杉竜一も「軽々しく出場すると宣言できる大会じゃないですからね」と出場にのしかかるプレッシャーの大きさを吐露。また、今年出場するチームへのアドバイスとしては「昨年は(自分たちのことを)誰も知らない中で出場したけど、それが逆に力になった。コンビでいろいろ話し合うことができれば、それが力になるはず」(小杉)、「昨年は2月の時点で、やるネタを決めていました。(昨年の)今頃は余裕を感じていたので、これからネタ作りする人はもう遅い!と言いたいですね」(吉田)とアメとムチで激励。
昨年優勝を逃した麒麟は「もちろん今年も出場するし、今から優勝するつもりでいます!僕には実家の家がないので、優勝したら(過去に自宅として)住んでいた公園を国から買い取ります」(田村裕)、「毎年出ているのでもうプレッシャーはありません!今年こそ最後と思っているので、優勝できなかったら芸能活動から引退する!くらいの意気込みでやります!」(川島明)と並々ならぬ決意を示しつつも、「負けたら、舞台で天を仰いで泣いて、ホームページに“漫才の旅から卒業したい”と引退表明します。」と先日引退を発表したサッカー中田英寿選手を意識した発言も。
また、4年連続決勝戦に進出しながらも昨年も優勝を逃した笑い飯は「周囲から“ないなあ、ないなあ、優勝できないなあ”と散々言われたから、今年はホンマに優勝できないと説得力がない。ホンマに優勝したい!」(西田幸治)、「今年こそ優勝して喜びたい!」(哲夫)とこちらも優勝への決意は固い。
そんな2組に向けてブラックマヨネーズ吉田は「M-1に関してはこの2組のほうが全然知ってるはずだから…」と控えめにコメントする一方で「でも、強いて言うなら、笑い飯はちょっと喋りが早くなる所あるし、麒麟はネタは斬新なんやけどもっと古典があってもいいんちゃうかなと思う」と優勝経験者だからこそ言える切り捨てコメントで2組をいじる一幕も。ともにライバル視する麒麟と笑い飯、さらには毎年必ず巻き起こる新風の波。
今年も決勝まで何が起こるかわからない熾烈な展開になることは間違いない!決勝戦は昨年同様に、決勝進出8組のほか、当日の敗者復活戦で勝ち上がった1組を加えた9組で争われる。果たして1000万円とグランプリという栄冠を手にするのは、どのコンビか!?