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M-1グランプリ2006

記者会見

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12月11日(月)・・・決勝進出8組&ネタ順が決定!


 漫才日本一を決める「オートバックスM-1グランプリ2006」決勝進出8組が決定。発表会見場では決勝当日のネタ順抽選も行なわれた。4ヶ月以上にわたる、大会史上最も厳しい門となった予選を見事に勝ち抜いた8組とM-1グランプリ大会委員長の島田紳助が発表会に出席。審査員は島田紳助をはじめ、松本人志、南原清隆、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、中田カウスの7人に決定した。

  発表会の司会を担当した紳助は「M-1というのはそれぞれのコンビがこの1年間で残した業績ではなく、その日限りの一発勝負。それだけに決勝戦はドキドキしますよ」とまずは決勝戦への期待を。ネタ順に関しては「やっぱり一番有利なのは3番、4番、5番。あとは自分の前にやるコンビで左右されるやろうな。スベられても爆笑されてもやりにくい。トップはやるほうもイヤだろうし、審査する側からしても“基準点”になるから点をつけにくいので、厳しいのは間違いない。いくらおもしろくてもトップに95点はつけられない。なぜなら、その後もっとおもしろいコンビが出てきた時につける点数が無くなるから。いずれにせよ、順番は順位を左右する」と審査員側からの“本音”も込めて分析。

 また今回の決勝戦には03年グランプリに輝いたフットボールアワーが進出。紳助は「改めて出てくる勇気はスゴイな。でもこれで優勝したらホンマにすごいで。ま、相当難しいと思ってるけどな」と辛口エールを。

 一方で決勝戦では史上初となるアマチュアコンビ・変ホ長調も進出を決めた。紳助は「昨年も、ものすごいオモシロいコンビがいると聞いていた。プロにならへんの?プロになったほうがいい!」と大注目のよう。初登場組が今大会、台風の目となるのは間違いなさそうだ。

抽選の結果ネタ順は下記のように決まった。

1番目 POISON GIRL BAND(阿部智則・吉田大吾 吉本興業所属 2000年結成)
「優勝したら賞金で国技館を借り切って土俵で断髪式をやります!」(阿部)
「トータルテンボスには勝ちたいですね。もともと相手にはしてないですが」(吉田) 

2番目 フットボールアワー(岩尾望・後藤輝基 吉本興業所属 1999年結成)
「2番手はちょっと厳しい気はしてます。(ネタ抽選では)失敗したかも」(岩尾)
「最初で高得点を出して、ファイナルまでトップのまま座っときたいですね」(後藤)

3番目 ザ・プラン9(浅越ゴエ、鈴木つかさ、ヤナギブソン、 なだぎ武、お~い!久馬 吉本興業所属 2002年結成)
「世間では優勝候補とささやかれているようですが(笑)、そんなプレッシャーははねのけながらやりたいですね」(久馬)

4番目 麒麟(田村裕・川島明 吉本興業所属 1999年結成)
「ネタ順はイイ順番ですね…。ま、優勝したら、生い立ちに難のある相方に賞金は全額預けます」(川島)
「中学のときに家がなくなって一時期公園に住んでいたので、優勝したら相方と2人でその公園を市から買い取りたいです!」(田村)

5番目 トータルテンボス(藤田憲右・大村朋宏 吉本興業所属 1998年結成)
「一番いいネタ順だと思います。マークすべきは…変ホ(長調)ですね」(藤田)
「昨年優勝したブラックマヨネーズさんと同じ順番、ゲンを担いで優勝したい」(大村)

6番目 チュートリアル(徳井義実・福田充徳 吉本興業所属 1998年結成)
「優勝したら賞金で芸者遊びをして囲ったりしてみたいですね」(徳井)
「僕は愛用バイクのカスタマイズ。相当グレードアップさせたいですね」(福田)

7番目 変ホ長調(彼方さとみ・小田ひとみ アマチュア 2005年結成)
「もし優勝したら、私は最終願望の結婚資金にします」(彼方)
「7番目まで待つのは緊張しますわ。さっさとやって帰りたかったです」
(小田)

8番目 笑い飯(西田幸治・哲夫 吉本興業所属 2000年結成)
「昨年はトップでイヤだったので、どこでもよかったです。ライバルはフットボールアワーさんです!」(西田)
「最後っていうのは新鮮な順番ですね。今年はこれまでとは違った風味の漫才を見せたい」(哲夫)

9番目 敗者復活枠(当日行なわれる敗者復活戦で勝ち残った1組)

  決勝戦は、クリスマスイブの12月24日!上記8組と敗者復活戦(決勝当日に東京・有明コロシアムで開催)から勝ち上がった1組の計9組で行われる。イブの夜、グランプリという名のプレゼントを持ったサンタクロースが微笑むのは誰だ!?

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