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M-1グランプリ2006

記者会見

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12月24日(日)・・・優勝記者会見


史上初の完全勝利でチュートリアルがグランプリ!

 約4ヶ月の予選を勝ち抜き、決勝戦に残ったのはPOISON GIRL BAND、フットボールアワー、ザ・プラン9、麒麟、トータルテンボス、チュートリアル、変ホ長調、笑い飯の8組。さらに、55組が出場した敗者復活戦で勝ちあがったライセンスを加えた全9組が、決勝戦で熾烈な戦いを展開した。

 最終決戦に残ったのは、ファーストラウンド1位・チュートリアル、2位・フットボールアワー、3位・麒麟の3組。チュートリアルには、松本が「ほぼ完璧だと思います」、南原は「このコンビは近い将来、必ず売れますよ」とそれぞれ絶賛。フットボールアワーにはカウスから「安心して見ていられる。(ネタの)持って行き方もうまい」と讃辞の言葉が贈られた。そして麒麟には、洋七が「テクニックがすごい」と感心。大会委員長の紳助も「力のある3組が残ったな」と納得の表情だった。

 最終決戦は、麒麟、フットボールアワー、チュートリアルの順番で行われ、結果はチュートリアルが優勝。全審査員がチュートリアルに投票するという、史上初のパーフェクトな勝利を収めた。なお、2位はファーストラウンドで点数が高かったフットボールアワーに決定。

 会見では紳助が「彼らは別物だった。シューマッハのポールtoウィンを見ているようやったね。最終決戦では、彼らがネタをやり始めて2分半当たりで、すでに審査員は全員“今回は満票でチュートリアルやな”と思っていたと思う。彼らと世代が違ってよかった。7〜8歳差くらいだったら、自分の将来に不安を感じているところだった」と手放しで激賞。「過去の賞レースで一度も優勝したことがなかった」というチュートリアルは、初めて手に入れた大きな栄冠に「芸人になって、初めて主役になれて感無量です」(福田)「よく“信じられへん”というコメントがあるけど、それってホンマにあんねんな、という気持ちです」(徳井)と、喜びを表していた。

 1000万円の使い道に関しては、「4台目のバイクと、3台目の高級自転車を買います。残ったお金で、バイクをカスタマイズします」(福田)、「オートバックスで愛車をガラスコーティングして、残ったお金で、祇園で芸者遊びをしたい」(徳井)と語った二人だが、今回の漫才でネタにした冷蔵庫を新調する予定もあるのだとか。

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