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青酸カリなど毒物紛失 大阪公立大が再発防止策 「3年以上未使用は廃棄」「保管庫は学生だけで開錠できないように」

05/27 17:14 配信

 約160人分の致死量にあたる毒物を紛失した問題を受け、大阪公立大学は27日、新たなルールの方針を明らかにしました。

 大阪公立大学は5月16日、工学研究科の研究室で保管していた「青酸カリ」など合わせて50グラムを紛失したと発表しました。

 大学では1年に一度、毒物や劇物の在庫量を点検していて、紛失した薬品は1998年以降、使用履歴が無かったということです。

 大学が27日に公表した新ルールの方針では、3年以上使用していない毒物は廃棄処分をするほか、薬品などの保管庫は学生だけで解錠できないようにするということです。

 今後は責任教員のもとで管理を徹底するなどし、再発防止に取り組むとしています。

最終更新:05/27 17:14

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