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高校生の定期券補助に22.7億円、三宮のバスターミナル整備に88億円… 神戸市が新年度予算案を発表

02/17 18:29 配信

神戸市が来年度の予算案を発表しました。

150万人を切った人口減少に対応するための「子育て世帯への支援」のほか、三宮の再開発や神戸空港の国際化といった、経済面の振興策が盛り込まれています。

(久元喜造市長)「新たな国際都市にふさわしい、神戸の街づくりを進める。神戸の街の再生を図る」

久元市長は「都心の再生」「既成市街地とニュータウンの再生」「森林・里山の再生」の3つを一体的に進めることで持続可能な大都市を目指すとしました。

「都心の再生」の1つ、神戸空港では、新たに第2ターミナルビルが4月18日に開業し、国際チャーター便が週40便、就航することが決まっています。

新年度予算案には、新しい第2ターミナルの管理運営などに16.9億円、ポートライナーやバスなどアクセスの改善に10.7億円が盛り込まれました。

また、2023年に人口が150万人を下回ったことから子育て世帯の支援にも力を入れ、高校生の通学定期券補助に22.7億円、保育料の引き下げによる負担軽減に9億円、妊娠期間から出産・子育て期間の相談支援に8.1億円などが盛り込まれました。

(久元市長)「神戸は子育てがしやすい街だというような評価も、かつてはそうではなかったんですけれども、次第に定着しつつある」

JR西日本の駅ビルの建て替えなどが進む三宮の再開発では、新しいバスターミナルの整備に88億円、歩行者デッキなどの整備に18億円などが盛り込まれました。

(久元市長)「神戸が、かつてとは異なる『新しい国際都市』として進化するための、攻めの予算として計上した」

神戸市の2025年度の予算案は、一般会計で総額1兆59億円で、前年度より1002億円増えています。18日に始まる市議会に提案され、約1カ月かけて審議されます。

最終更新:02/17 18:29

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