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万博で次世代型エネルギーの実証実験です。

１８日、お披露目されたのは、大阪ガスが万博会場内で建設を進める「メタネーション」と呼ばれる技術を生かした設備です。

メタネーション技術は、生ごみが発酵する際に発生する二酸化炭素などを水素と合成して「ｅ－メタン」と呼ばれる都市ガスの原料を作ります。二酸化炭素の削減につながることから、脱炭素化に向けた次世代原料として期待されています。

会期中は、会場内から出る約１トンの生ごみなどから一般家庭１７０戸分ほどのガスを作り、会場内にある迎賓館の厨房などに供給する予定だということです。

一方、万博の跡地利用について大阪府・市は１８日、一部を４つの区画にわけて活用する案を明らかにしました。

最も大きいエリアでは「非日常空間」をテーマにサーキットやウォーターパークといったエンターテイメント施設の導入が検討されています。ほかに、隣接する「ＩＲ（＝統合型リゾート）」と連携するエリアや、「大阪ヘルスケアパビリオン」の跡地を活用したエリアなどが整備される方針です。

「大屋根リング」の活用については今後、万博協会と協議し決定するとしています。