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奈良・佐紀古墳群で全長200mの大型前方後円墳の跡を発見 平城京造営で破壊されたか 「”謎の4世紀”解明する一つのピースに」

03/01 19:15 配信

 奈良市は、4世紀から5世紀に市の北部で築かれた佐紀古墳群で、奈良時代に平城京を造営する際に破壊されたとみられる、大型の前方後円墳の跡が見つかったと発表しました。

 2023年の8月に奈良市が実施した平城宮周辺の発掘調査で見つかったもので、「佐紀池ノ尻古墳」と名付けられました。

 市によると、前方後円墳は奈良時代以前のもので全長約200メートルあり、これまでに発見された平城京の造営に伴い破壊された古墳の中でも最大規模だということです。

 さらに前方後円墳の周りには大型古墳に特有の腐植土が含まれ、中から4世紀末のものとみられる埴輪の破片なども出土しました。

 奈良市埋蔵文化財調査センターの学芸員・村瀬陸さんは、「国家事業だった平城京のすごさを実感できるのではないか。このような地道な積み重ねが”謎の4世紀”を解明する一つのピースになる」と話しています。

 今回発掘されたものは、3日から奈良市埋蔵文化財調査センターで公開されます。

最終更新:03/01 19:15

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