関西ニュースKANSAI

　斎藤知事のパワハラ問題などに揺れる兵庫県で、新規採用職員の辞退者が相次いでいます。

　兵庫県が今年度に新規採用した総合事務職の職員１５０人のうち４６％にあたる６９人が辞退していたことがわかりました。

　採用方式が異なるため、単純な比較はできませんが、２０２４年度に新規採用した職員の辞退率は２５．５％で、２０ポイント以上増えたことになります。

　職員の辞退が相次いでいることについて、斎藤知事は記者会見で「承知していない」と述べました。

　（斎藤知事）「私は承知はしていないですけど、新規採用の職員の方がこの４月から入庁していただいたということ、そして、県政をともに進めていくということで、心から歓迎を申し上げたい。その方々と一緒に働いていくための職場作りをしっかりとしていくことが大事だというふうに考えています」

　兵庫県の人事課によりますと、今年度から採用試験が併願しやすい方式に変わったため、他の自治体にある程度流れることは想定していたということです。