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社民党が初めて参院選・兵庫選挙区に擁立 元JR社員の来住文男氏「ローカル線問題を発信したい」

05/07 18:11 配信

 今年夏の参院選・兵庫選挙区に、社民党から元・JR東海社員の男性が立候補を表明しました。

 来住文男氏(65)は兵庫県姫路市生まれで、1978年に当時の国鉄に入社し、JR東海で主に新幹線の保線業務に携わってきました。

 国労=国鉄労働組合に加入して組合活動に従事するかたわら、社民党の京都府連で役員を務めたことがきっかけで、国政に挑戦することになりました。

 会見で来住氏は、兵庫県内でも4つの路線の6つの区間で乗客減少が目立っている「地方ローカル線問題」について、公共交通を守るため全国に向けて発信したいと、兵庫からの立候補の理由について語りました。

 また、社民党としては初となる兵庫選挙区からの公認候補者擁立については「平和・自由・平等・共生・脱原発・護憲」などを望む有権者の受け皿になるためと説明しました。

 参院選の兵庫選挙区は3人区で、自民党現職の加田裕之氏(54)と公明党現職の高橋光男氏(48)の2人が改選を迎えます。

 これまでに元・商社社員で日本維新の会の吉平敏孝氏(44)、元経産省職員で国民民主党の多田ひとみ氏(44)、元兵庫県議で共産党の金田峰生氏(59)、元大学教授でれいわ新選組の米村明美氏(65)、建築事務所代表で参政党の藤原誠也氏(36)、元・明石市長で無所属、立憲民主党の兵庫県連が推薦する泉房穂氏(61)、NHKから国民を守る党・党首の立花孝志氏(57)が、立候補を表明しています。

 来住氏の立候補表明で、参院選兵庫選挙区は定数3に対し、10人の争いとなる見通しです。

最終更新:05/07 18:11

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