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　大阪・関西万博の大屋根リングを設計・監修した建築家・藤本壮介さんの大規模個展があす２日から始まります。

　東京・森美術館で２日から始まる「藤本壮介の建築：原初・未来・森」は藤本さんにとって初めての大規模個展で、藤本さんが設計・監修した大阪・関西万博の大屋根リングの模型が展示されます。

　大屋根リングをめぐっては先月２３日の検討会で、万博閉幕後、北東の約２００メートルを「人がのぼれる状態」で残す案と、南側の約３５０メートルを残す案など、一部保存の案で調整が進んでいます。

（藤本壮介さん）「リングがちょっとぶつ切れになるのはもったいないなという気がしております。リング状で残るのがいいんじゃないかなというふうに感じています」

　展覧会はあす２日から、１１月９日までです。