EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 中島 悠
4月 嵯峨生馬
4月 今関 勝
4月 中溪宏一
5月 山川冬樹
5月 近藤 篤
5月〜
6月
浜崎貴司
6月〜
7月
羽仁カンタ
7月 中溪宏一
7月 嵯峨生馬
7月〜
8月
本多有香
8月 冨田秀実
小西雅子
8月〜
9月
安藤直人
9月 小西雅子
9月〜
10月
鈴木幸一
10月 中野シロウ
10月 山田啓雄
11月 川端由美
11月 浜崎貴司
12月 赤星たみこ
12月 山岸尚之
12月 2006年を振り返って
1月 塩田明彦
1月〜
2月
中溪宏一
2月 つやまあきひこ
2月〜
3月
中島 悠
3月 山岸尚之
3月〜
4月
北澤 肯
11月19日ゲスト: 浜崎貴司さん

浜崎貴司7 浜崎さんは今年5月にもご出演頂きました。

 手塚「前回は『友情のエール』のことをお聞きしたんですが、なんでもドイツに行かれたとか?」浜崎「それを作ったという経緯もあって、ドイツワールドカップ、日本対ブラジル戦を観戦しました。なかなかあの負けた瞬間は切ないものがありましたね。でも行ってよかったとも思って、あのレベルの差を生で見られたというのは、自分の中ではかなり衝撃的だったし、こんな体験を出来るのはなかなかないなと、うちひしがれつつも、なんか良かったな〜という思いで帰ってきました。さらに旅が『友情のエール』のCDによって生まれました。今回はそのご報告に来たんですが、その収益金で購入したサッカーボールを、アフリカのエリトリアという国に実際に届けてきました。ボールはピースボートに乗せて、僕自身は飛行機で行きました」手塚「8月21日〜26日まで行かれましたが、どのくらい時間がかかったのですか?」浜崎「エリトリアは東アジアにある、紅海に面した国です。まずエジプト、カイロに行き、そこで乗り換えて首都のアスナラに行きました。だいたいエジプトまで12時間。トランジットに3時間。そこからアスナラまで3時間、18時間強ですね」

 手塚「夏だったので、相当暑かったと思いますが...」浜崎「アスナラは高地だったので、涼しいんです。夜は長袖が必要なぐらいで、階段を上り下りする吐息が切れましたね。街は大きくはないんですが、ヨーロッパの田舎町のようでした。元々イタリアの植民地で第2次大戦が終わるまで、イタリア人がそこにいたので、そんな感じが残っていました。エリトリアはエチオピアに併合されていました、それが戦争後、国連が預かる形で、エチオピアとの連邦制になったんです。それがいつの間にかエチオピアに吸収されてしまい、独立戦争が起き、1990年ぐらいに独立し、なんだかんだ戦争が終わったのが、2002年です」


浜崎貴司8 手塚「ピースボートの勧めでエリトリアにサッカーボールを送りましたが、喜んで頂けましたか?」浜崎「はい。それでピースボートは1990年代からそこに行って、民間交流を行っていましたので、有名なんです。着いた日の午後に街を歩いていたら“ピースボートで来たんだろ”と声をかけられました。また街に翌日のライブコンサートのポスターが貼ってあって、社会主義国なので、お国が抱えているミュージシャンが30組、後人気の女性の名前と僕の名前が書いてありました。そのコンサートでボールの贈呈式をやりました。サッカー協会の人に、ピースボートの代表が渡しました。そこに環境大臣、経済大臣など大臣がそのコンサートを見に来たんです。僕はそのコンサートの最後に一人で弾き語りをし、盛り上がってくれました。その翌日、なんと大統領にお会いしたんです。でも実はちゃんとお会い出来るか分からなかったんです。バカンスで避暑地に行ってるようだったので会えないと思っていました。それがライブの打ち上げで飲んでいる時に“明日大統領と会うことになりましたので、そろそろ寝てください”と言われました」手塚「(笑)それは焦りますね(笑)」浜崎「翌日、お会いしました。大統領は戦争のときの英雄で、カストロ議長のようなイメージなんです。だから作業着みたいなのを着て、サンダルなんです。ま、サンダルは戦争の時にみんなが履いていたので、独立の象徴になっているようですが。日本人で会ったことがあるのは、小泉前首相と麻生外相と僕だけですって。それでいろいろ話をして、“感謝している”という言葉を聞いた時に本当に嬉しかったですね」

 手塚「『友情のエール』を出された時に、いろんな繋がりがあって、未来が繋がっていくというお話をされましたが、まさにその通りになってきましたね」浜崎「このシングルはとんでもないエネルギーを持っているんだなと思いましたね」

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11月26日 ゲスト:浜崎貴司さん

浜崎貴司9  手塚「エリトリアに200個近い数のボールを納めましたが、現地のサッカー協会を通じて、どういった形で子供たちに渡るのですか?」浜崎「ボールを配っていくシステムが非常に難しいようで、道ばたで配ってしまうと、それで終わってしまいます。ですから各地域のサッカー協会の支部に振り分けて、試合や練習で使うようにするそうです」

 手塚「エリトリアにはサッカーリーグがあるのですか?」浜崎「リーグは無いんですが、代表チームがありまして、U-17のチームと親善試合をしました」手塚「浜崎さんがですか?」浜崎「はい。ピースボートで来た若者たちが中心になってやった中に、ちょろっと入りました」手塚「ポジションは?」浜崎「フォワードです。全然ボールに触れませんでしたね」

 手塚「子供たちの印象は?」浜崎「非常に明るくて、無邪気で...。ドリフターズ『ウィース』を教えたら、流行っちゃいました(笑)」手塚「将来その浜崎さんの『ウィース』を憶えてる子が、代表選手になり、日本に来ることがあったら、カメラの前で『ウィース』と言いそうですね(笑)」浜崎「(笑)それで大統領にあった次の日に、エリトリアの新聞の1面に載ったんですよ。それを知らないで近所の雑貨屋に水を買いに行ったんです。そしたらそこのおじいさんが新聞を読んでて“お、おまえは!!”みたいな」手塚「(笑)」浜崎「拳を胸にガンガン当てて、“本当に勇気をもらった、ありがとう”って、すごい興奮してくれました。それで街を歩くと僕は結構有名人でしたね。それで、“こんなに通じるもんなんだな”と思いました」


浜崎貴司10 手塚「今後の活動についてお教えください」浜崎「ものすごく久しぶりにツアーに出ます。と言っても3本なんですが、東京、大阪、名古屋で。名古屋はアコースティックで、他はバンドでやります。3年ぶりぐらいですね。それと映画にも出ました。久しぶりにやったら面白かったですね。ライブやってるような感じで」手塚「役者の浜崎さんが好きだというファンの方も大勢るので、それも楽しみですね」

川端由美さん 赤星たみこさん

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