Story

ストーリー

最終回

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久米真和(福士蒼汰)にそれぞれ愛を告白した今村絵里加(岡崎紗絵)と稲葉愛(佐々木希)は、どちらが選ばれても恨まない、そしてどちらかを選ぶまで真和を許さないという、女同士の不思議な協定を結ぶ。
自分のいないところでそんな約束が交わされているとも知らず、真和はドラマ最終話の執筆に専念。しかし、頭には絶交中の淵上多聞(本郷奏多)と郷雄馬(前田公輝)や両親のこと、そして返事を待たせている絵里加たちのことが浮かんでは消え…。
その頃、冨田栞(成海璃子)を追いかけ長野を訪ねていた多聞は、ある決意を伝える…。一方、雄馬と近藤奈美(深川麻衣)は、お互いの気持ちを確認し合い、結婚に向け再び始動するが…。
はたして、“アイのない男”真和はどんな答えを導き出すのか、そして7人の愛の行方は…?

8

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淵上多聞(本郷奏多)と冨田栞(成海璃子)はようやく一夜を共にするが、父の介護のため実家に戻るという栞の意志は固く、これで終わりにしたくないと引き止める多聞を残して、栞は長野へと帰っていく。
一方、郷雄馬(前田公輝)は、倒れたまま意識が戻らない祖母・元子(丘みつ子)の看病で、病院に通い詰めになる。心細さから、近藤奈美(深川麻衣)に連絡を取りかけては思い留まる雄馬。そんな元カレの状況を知る由もなく、奈美は実家を出て一人暮らしを始める。心機一転を図っての行動だが、気づけば雄馬のことを思い出していて…。
今村絵里加(岡崎紗絵)は、奈美とは逆に、計画していた一人暮らしを止め、実家に住みながら家族の問題と向き合うことを決意。長く引きこもってきた兄・雅樹(池田努)、それを放置してきた両親に正直な気持ちを打ち明け、ついでに久米真和(福士蒼汰)への断ち切れない想いも認めると、真和に会いにバイト先を訪ねていく。ところが、そこで思わぬ相手と遭遇してしまい…。

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ドラマの脚本を降りたことで、今村絵里加(岡崎紗絵)と稲葉愛(佐々木希)から激しく罵倒された久米真和(福士蒼汰)は、その影響で就職活動にも頓挫。職探しを諦め、書くことに戻ろうとする。初めて会った時に絵里加を感涙させた、未発表作を取り出し、推敲を試みる真和。しかし、そう簡単に筆が進むはずもなく…。
郷雄馬(前田公輝)は結婚相談所の紹介相手に気に入られ、結婚を前提とした交際を申し込まれる。対して、近藤奈美(深川麻衣)は、母・京子(岡まゆみ)が勧めるお見合い相手との結婚に合意。無気力な奈美をよそに、一人盛り上がる京子の段取りで、挙式の準備が進められていく。
そんな中、冨田栞(成海璃子)が会社を辞める日がやってくる。淵上多聞(本郷 奏多)は送別会でひたすら酒を飲み続けると、酔った勢いで栞に初体験が済んだことを思わず告白。それを聞いた栞は…。
一方、絵里加は、罵倒した真和から言い返された「自分の人生を心配しろ」の言葉に、むかつきながらも奮起。家族と向き合う覚悟を決め、引きこもりの兄・雅樹(池田努)と対峙する…

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結婚パーティのドタキャンで破局を迎えた郷雄馬(前田公輝)と近藤奈美(深川麻衣)に連鎖し、ケンカ別れをしてしまった淵上多聞(本郷奏多)と冨田栞(成海璃子)、久米真和(福士蒼汰)と今村絵里加(岡崎紗絵)は、それぞれ心に傷を抱えながら今後の身の振り方を模索し始める。
多聞は、「I=自分」のない生き方からの脱却を決意。人に気をつかうことをやめ、自分の好きなように生きていくと真和たちに宣言する。その多聞に恋愛を否定された栞は、振られた腹いせに恋愛しまくるモードに突入。マッチングアプリでデート相手をゲットし、即行動を開始する。
一方、奈美は自力での結婚を諦め、おとなしく母親が勧める相手とお見合いすることに。「eye=見る目」のなさを自覚した雄馬も、結婚相談所を頼って相手探しを始める。
そして、絵里加は恋愛からの撤退を決断。対して真和はマッチングアプリの使用を再開し…。
そんな中、脚本の仕事で真和にピンチが訪れる。絵里加と別れ筆が鈍っている真和に、プロデューサーがAIの使用を提案。真和は反発し、自力で原稿を仕上げるのだが…。

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淵上多聞(本郷奏多)は冨田栞(成海璃子)と付き合い始めたものの、女性経験がなく、その必要性も感じない多聞には、栞が肉体関係を望んでいるのか、求められたとき自分は期待に応えられるのか、そもそも自分はどうしたいのかが分からず頭を悩ませる。一方、恋愛に肉体関係は必須と考える久米真和(福士蒼汰)は、「付き合いたい」という今村絵里加(岡崎紗絵)ともその段階まで進むが、ちょっとした綻びから拒まれ、絶縁のピンチに…。
そんな停滞気味の二組とは対照的に、結婚に突き進む郷雄馬(前田公輝)と近藤奈美(深川麻衣)は勢いをさらに加速。奈美は反対する両親のもとを離れて郷家での同居を始める。孫でもできれば許してもらえるという楽観的な雄馬とともに、親しい人だけでの小規模な結婚パーティを開くことにする。幹事を頼まれた真和、多聞、絵里加、栞の4人は、それぞれに気まずさを抱えながら打ち合わせの席で顔を合わせることになり…。
雄馬と奈美は稲葉愛(佐々木希)を招待客の一人にリストアップする。真和が連絡を取ることになるが、そんな中、真和のアパートに意外な人物が現れる!?

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郷雄馬(前田公輝)と近藤奈美(深川麻衣)が結婚の意思を固める。知り合って1カ月足らず、両家の許しもまだとあって、久米真和(福士蒼汰)と淵上多聞(本郷奏多)は、「すぐ破局する」「反対される」と冷ややか。奈美から婚姻届の保証人を頼まれた今村絵里加(岡崎紗絵)と冨田栞(成海璃子)も、もう少し時間をかけた方がいいとネガティブな反応をしてしまう。だが、愛の力を信じる雄馬は、真和たち外野の雑音を一蹴。いつまでも正式に付き合おうとしない、真和と多聞の優柔不断さを批判する。奈美もまた、絵里加と栞に「勢い」の大切さを熱弁。ためらってばかりの絵里加たちは、逆にハッパをかけられてしまう。
真和の脚本は上々の評価を得る。しかし、急な修正を強いられることもあり、そんな時、真和は絵里加とのデートより仕事を優先。絵里加に、奈美のお説教を生かす機会はなかなかめぐってこない。一方、会社で栞に会った多聞は、なりゆきで何年も帰っていない実家の事情を打ち明ける展開になり…。
そんな中、いよいよ雄馬が奈美の両親に会う日がやってくる。

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稲葉愛(佐々木希)が企てた実の息子誘拐計画に巻き込まれた久米真和(福士蒼汰)は、高校卒業後の愛の人生と、自身の育児放棄が原因で息子に会わせてもらえない現状を知る。罪の意識と後悔にさいなまれつつ、償い方がわからずに苦しむ愛。
郷雄馬(前田公輝)は持ち前の妄信かつ猛進ぶりを発揮し、近藤奈美(深川麻衣)を運命の人に認定。“eye=見る目”のなさを危ぶむ真和を尻目に、早くもプロポーズしそうな勢いで初デートに出掛けていく。同じ日、真和は、マッチングアプリで知り合った女性とは3回以上会わないという“愛”のない自分ルールを破り、今村絵里加(岡崎紗絵)との4回目のデートへ。残る淵上多聞(本郷奏多)も冨田栞(成海璃子)から誘いを受けるが、“I=自分”をなくして他人に合わせる煩わしさから断ってしまう。
そんな多聞も雄馬の強引さには敵わず、奈美に会わせたいという呼び出しに応じて渋々出かけることに。指定の場所は絵里加のブックカフェ。そこには、絵里加と会っていた真和だけでなく、奈美に呼び出された栞もいて…。
気まずいながらも、合コンで会うはずだった6人が対面を果たすが…。

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久米真和(福士蒼汰)に、連続ドラマの脚本を代理で書くチャンスが急きょ巡ってくる。成功への足がかりをつかみたい真和は、合コンの一件で落ち着きをなくしている郷雄馬(前田公輝)と淵上多聞(本郷奏多)を横目に、全力で執筆に打ち込もうとする。しかし、今村絵里加(岡崎紗絵)に言われた、「あんたに、人を幸せにする脚本なんか絶対書けないから!」の言葉が頭から離れず、いくら意気込んでもまったく書けない状態に陥ってしまう。
一方、その絵里加は、真和に言い過ぎたことを後悔しつつも、自分からコンタクトを取る気にはなれず、ため息混じりの日々を送っていた。近藤奈美(深川麻衣)と冨田栞(成海璃子)は、そんな絵里加の様子を気にかけるが、二人にも憂うつな出来事が起こり…。
その後も真和の執筆は一向に捗らず、事情を知った稲葉愛(佐々木希)から「女の呪い」と揶揄される絶望的な状況が続く。そして迎えた締め切り前夜。1行も書けないまま、愛から強引な呼び出しを受けた真和は、半ば投げやりな気持ちで出かけていくが…。

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久米真和(福士蒼汰)は、33歳独身の売れない脚本家。
高校時代から一貫して、「一人でも多くの人が、生きる勇気が出るような脚本」を目指し執筆を続けているが、
数年前に獲った新人賞を最後に、鳴かず飛ばずのくすぶった生活を送っている。
ある日、真和は高校の同級生、淵上多聞(本郷奏多)と郷雄馬(前田公輝)と、15年ぶりの再会を果たす。
多聞は一流企業のサラリーマン、雄馬は生活の安定した公務員職に就いていたが、三人そろって独身かつ彼女なし。
真和は愛、雄馬はeye(見る目)、多聞はI(自分)のないアラサーになっていた。そんな現状に嘆くのは雄馬のみ。まともな恋愛経験のない多聞はこの先のビジョンを持たず、「愛」のない真和に至っては、後腐れない関係でいられる相手をマッチングアプリで見つけては、三回会ったら連絡を断つと決め、出会いと別れを繰り返している有様だ。
一方、脱サラしブックカフェを経営する今村絵里加(岡崎紗絵)は、31歳になる今日まで男性経験ゼロ。
店のローンを抱え、引きこもり気味の兄、それを甘やかし続ける母、見て見ぬ振りの父に囲まれた生活の中、恋愛も結婚も自分には縁のないものと諦めている。
ところが、店にやってくる同年代の女性客、近藤奈美(深川麻衣)の積極的な婚活姿勢が絵里加を触発。
ほんのお試しのつもりでマッチングアプリに登録してみると、意外にも即、気の合う相手が見つかる。
恐る恐るながら、イケメンなプロフィール写真にほだされ初デートに向かうと、そこには真和が…!