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【京都】「宇治廃棄物処理公社」の職員が多額の横領

12/11 19:38

京都府宇治市で、ごみ処理料金を公社の職員が横領していたことがわかりました。その額は700万円にのぼります。

横領の疑いが持たれているのは、宇治市のごみ処理を請け負う公社で、会計を担当する男性主任(44)ら複数の職員です。男性主任は先月までの3年間で、ごみ処理を受け付ける際に会計情報を不正に入力し、代金約600万円を着服しました。一部を他の複数の職員らと山分けした他、ごみから取り出した資源の販売代金約100万円を、自身の口座に振り込んだ疑いが持たれています。会見で、公社の担当者は男性主任について「着服していたことは、本人の話を聞く限りでは、そう申しています」と話しました。男性主任は「ローンの返済などに使った」と話していて、先月、別の職員が受付データを修正しようとした際に不正が発覚しました。公社は、今後、警察に被害届を出す方針です。