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【滋賀】近江八幡監禁殺人・被告の女が初公判で一部否認

12/10 19:34

大阪府堺市や滋賀県近江八幡市で、知人男性を監禁して殺害した罪に問われている女が初公判で起訴内容を一部否認しました。

起訴状によりますと、宮崎佑佳被告(25)は、主犯格の井坪政被告(30)らと共謀し、おととし以降、知人の渡辺彰宏さん(当時31)を堺市内の住宅に監禁。さらに、暴行によって衰弱した状態の渡辺さんを近江八幡市内の住宅に監禁し、去年8月、細菌性肺炎により死亡させ、殺害した罪に問われています。初公判で、宮崎被告は「私は渡辺さんを殺そうと考えたことがありません」と起訴内容を一部否認しました。検察側は「被告は、衰弱した渡辺さんの状態を何度も確認しており、井坪被告ら共犯者が渡辺さんを殺害する意思があるのをわかった上で、行動をともにした」と指摘。一方、弁護側は「宮崎被告は、知的障害の影響で監禁の危険性が判断できず、殺意はなかったため殺人罪は成立しない」と主張しました。

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