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【独自】アルメニア 万博・独自パビリオン「タイプA」断念の方針 5月末に国内北部で洪水発生

06/14 18:26 配信

 2025年大阪・関西万博に参加予定のアルメニアが、独自パビリオンでの出展を断念する方針を決めたことが分かりました。

 関係者によりますと、アルメニアは独自で設計・建設する「タイプA」のパビリオンを出展する予定で準備を進めていたところ、5月末に国内北部で洪水が発生。

 4人が死亡したほか、交通インフラなどに深刻な影響があったことから、国内で協議をした結果、復興に予算をあてるため6月、「タイプA」での出展を断念する方針を決めたということです。

 アルメニアでは、3月に万博を担当する大臣が交代したばかりでしたが、新体制のもと万博協会との「参加契約」を結び、建設業者との調整を進め、7月にも着工する予定でした。

 アルメニアは現在、万博協会が建てた建物を複数ヵ国で共同出展する形式の「タイプC」に移行する方針で協会などと調整を進めています。

 ほかに、スロベニアやイスラエル、パキスタン、ナイジェリアがタイプCへ移行することが分かっています。

 万博協会の発表によりますと、「タイプA」で参加する国は当初約60ヵ国でしたが、その後、53ヵ国に減っていました。そのうち14ヵ国は建設業者をまだ決められておらず(6月6日時点)、今後、タイプAを断念する国がさらに増えることも懸念されています。

最終更新:06/14 18:26

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