関西ニュースKANSAI

　今年夏に予定されている参議院選挙の兵庫選挙区に、元・明石市長の泉房穂さん（６１）が無所属での立候補を表明し、２４日午後に会見を開いて「負担増で困っている国民を、自分が助ける」と、意気込みを語りました。

　兵庫県明石市出身の泉さんは、衆議院議員などを経て２０１１年に明石市長に初当選し、２０２３年まで３期１２年務めました。市長退任後もコメンテーターなどを務め、最近ではＳＮＳで、「衆議院・参議院、両院での過半数の確保が新しい政治のスタート」などと発信していました。

　２４日午後、神戸市内で開かれた出馬表明会見で泉さんは、「給料は増えないのに、税金・保険料・様々な負担が増え、物価も上がっている」「困っている国民を誰も助けないなら、自分が助ける」「政治の目標は、国民を笑顔にすること」などと持論を展開した上で、無所属での出馬を表明しました。

　参院選の兵庫選挙区では、現職の自民・加田裕之氏（５４）と公明・高橋光男氏（４８）の２人が改選を迎えるほか、参政党の藤原誠也氏（３６）がすでに立候補を表明し、元・参院議員で去年の兵庫県知事選に立候補した清水貴之氏（５０）も、日本維新の会から出馬する意向を示しています。