関西ニュースKANSAI
じわじわ忍び寄る…「梅雨型熱中症」とは? 気づいたときには重症化も 高温多湿のこの時期は要注意!
06/17 18:23 配信
連日、梅雨とは思えない暑さが続いています。関西では京都の福知山と兵庫の和田山で猛暑日となり、53地点で真夏日を観測しました。
ジメジメしたこの梅雨の時期に特に気をつける必要があるのが“梅雨型熱中症”です。
埼玉慈恵病院の藤永剛副院長によると、湿度が高いため汗が蒸発しにくく、体に熱がこもりやすくなるため起こるといいます。じわじわと進行し、気づいたときには重症化してしまっているケースもあると指摘します。
「唇がかわく」「口内がネバネバする」などの“隠れ脱水”のサインを見逃さないことが重要です。
対策として、藤永副院長は
(1)エアコンを活用し、温度は25~28℃、湿度を50~60%に保つ
(2)1時間に1回など、こまめに水分補給を行う
(3)暑さに体を慣らすため、適度な運動や入浴をする
などをあげています。
あす18日は和歌山県で「熱中症警戒アラート」が発表されていて、引き続き猛烈な暑さに警戒が必要です。
最終更新:06/17 18:48


