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近畿の「路線価」発表 上昇率1位は温泉で有名な“あの駅”の前 新駅開業予定の大阪市東部も注目度アップ

07/01 18:59 配信

 今年の「路線価」が発表されました。全国的には4年連続の上昇で、近畿2府4県全体の平均値は3年連続で上昇しています。

 毎年、7月の頭に公表される「路線価」。相続税などを計算する際の基準となる土地の価格を指します。

 近畿の路線価で最も高かったのが、大阪市北区の阪急うめだ本店前で1平方メートルあたり2088万円で42年連続トップです。
 去年と比べ64万円ほど上昇し、全国では2番目の高さとなりました。

 また、大阪市内で急上昇したのが森ノ宮駅周辺です。地下鉄の新駅の開発が進むことなどから、森ノ宮駅周辺の中央大通りに面した場所の路線価が急上昇しています。
 大阪公立大学の新キャンパスの設立や大阪メトロの新駅の開発が進んでいることから、人気が高まっています。

 近畿で上昇率が最も大きかったのは兵庫県豊岡市にある「城崎温泉駅前」です。去年と比べて24.2%のアップとなりました。
 外国人の宿泊客数がコロナ前を上回ったことや、新しい店も多くみられることから期待感が増しているということです。

 近畿2府4県で見てみますと、前の年と比べて2.7%アップ、これは今の計算式になった2010年以降、過去最高の上昇率となりました。

 大阪府、京都府が過去最高だったということで全体を大きく引き上げました。その背景にはやはりインバウンドの回復などがあったということです。

 ただ上昇率1位は、兵庫・豊岡市のJR城崎温泉駅前なんです。観光客が多く、外国人宿泊客数も多かったことから24.2%アップということになりました。

 そして上昇率6位はJR森ノ宮駅周辺です。15%アップで、1平方メートル当たり69万円。

 なぜ上昇したのかというと、森ノ宮駅から北に1キロほどのところに新駅が2028年に開業する予定です。そして大阪公立大学森ノ宮キャンパスが9月に開設されるなど、大阪市東部の新たな拠点として注目されているということです。

最終更新:07/01 18:59

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