手塚「こんなに大勢の前での公開録音で緊張しました。でもお客さんの温かい声援や、真剣に聞いてくれる姿勢に励まされました」

　手塚「その頃の経験が現在のお仕事に影響してますか？」小池「ガールスカウトの時のモットーが“備えよ、常に”でした。それを座右の銘にしています。国というのはいつも備えていなければいけない。神戸の災害もそうですよね。また今の子供達にも自然と一緒になって遊ぶ楽しさを感じていただけるような工夫もしなくてはいけないと思っています。特に環境大臣として」手塚「私の父も宝塚の裏山で虫取りをしていました。その体験の中から生き物の命とか地球の営みを自然と学んでいったんです」小池「私は“尊敬する人は？”と聞かれると、政治分野ではエジプトにいましたのでサダト大統領。その他の所では、ウォルト・ディズニーと手塚治虫と言います。素晴らしいと思います。マンガを通じて子供達に訴えかけるそのパワーは、私達政治家が100万語費やすよりも大きいと思います」

　手塚「環境省として子供達に自然教育をしていく試みをしていると思いますが、中でも一番力を入れていらっしゃることは？」小池「地球温暖化問題というのがあります。それを防いでいくためにどうしたらよいかという環境教育もあります。その中で、家の中で無駄な電気を付けっぱなしにしていませんか？クーラーつけすぎていませんか？蛇口をちゃんとこまめに閉めてますか？ということを守ってもらう“チーム・マイナス6%”というのを進めています。また“我が家の環境大臣”というのも行っています。例えば手塚家で環境大臣を一人決めて頂いて、インターネットで環境省にそれを送って頂き、私が環境大臣を任命します。で毎月の電気、水道はどうなりましたという報告をしてもらいます。それに熱心に取り組んでいる環境大臣に私、本物の環境大臣が賞を与える。というようなことをやっていきたいと思っています。で今日その任命証を作ってきました」手塚「私の名前で（笑）」小池「ということで手塚るみ子さんを任命しました。皆さんも入ってくださいね〜」観客「ハ〜イ」小池「イギリス大使館と連携してCD-ROMを作りました。日本の代表は“エコモニ”英国代表は“ブリテン”これを通じて英語の勉強と環境の勉強を一緒にやって頂こうとという趣旨です。詳しくは環境省のホームページでチェックしてください」

　手塚「日常生活で行っている環境に良いことは？」石川「冷房が得意ではないので、家ではなるべく使わないようにしています。使うとしても設定温度28度を心がけています」小池「さすが環境大臣ね〜」三好「水を作るのにも電気が必要なので、体を洗う時はシャワーを止めています」岡田「携帯電話の充電器を使っていない時はコンセントから抜いています」

　手塚「“チームマイナス6%”というキャンペーンをやっていますが...」小池「ちょっと気が付いたことを1億人がやるとすごい力になりますよ。“チームマイナス6%”のメンバーになるということは環境のことを心がけるメンバーになるということ。梨華ちゃんも入ってくれてますよね。会員番号何番だっけ？」石川「番号ですか？え〜...」小池「忘れちゃった？（笑）」観客「え〜、え〜.......」石川「すぐ調べます...」小池「30番台だったと思うけど...。美勇伝の皆さんもこれからも頑張ってくださいね」美勇伝「ハイ、頑張ります」観客「ガンバレ〜」

　手塚「小池大臣の今後の活動予定をお聞かせください」小池「8月にグリーンランドに行きます。デンマークの環境大臣から世界の環境大臣に向けて招待状が来ましたので、私も行きます。北氷の氷が温暖化の影響で倒れていきます。それを見ることになると思います。後はエコバッグもそうですが、日本の伝統である“風呂敷”を広めたいと思っていて“もったいない風呂敷”をデザインしようかな〜と思っています」

　手塚「美勇伝の皆さんは今後どのようなことをしていくのですか？」石川「10月8〜10日、横浜で環境問題を楽しく学べるイベント“『モーニング娘。“熱っちぃ地球を冷ますんだっ。”文化祭2005』in横浜”をやります。皆さん横浜まで遊びに来てください」観客「ハ〜イ」

　Fine Good Adventure・浅野晴良「僕は“環境に優しいアウトドア”というテーマで6枠の指導しました。技術を身につけて、遊びに行く時に活用してもらえたらなと思います。このイベントをきっかけに外にでて楽しんでいたけることが増えればありがたいと思います」

　いらか・吉田まりも「今回ペットボトルで楽器を作りました。そのペットボトル集め、ラベルをはがし、洗浄するのが大変でした。でも子供達が楽しそうだったので、やりがいはありました」

　手塚「最後に30代の親子連れのインタビューです」
　「週末は川でバーベキューなどをしています。虫が生息する所にゴミがたまっていたり、海にゴミが浮いていたりすると残念だと思います。バーベキューの炭などを川に流してしまう方もいらっしゃいますが、そういうことをしないように気をつけています」