子供の頃に覚えた懐かしい童謡の数々。ほのぼのとしたメロディと歌詞に、幼い日々がよみがえるのだが、じつはその裏に驚くべきメッセージが隠されていた。今回は、そんな童謡の秘密を解き明かす童謡研究家の合田道人先生をカシコブレーンに迎えて、意外な真実に迫る。
「日本の歌だと思っているものでも、じつは外国の童謡というものが多いんです」という先生。例えば「ちょうちょ」はスペイン民謡、「ほたるの光」はスコットランド民謡だとか。「線路は続くよどこまでも」はアメリカの労働階級者たちが歌う「線路の仕事」という歌だった。ところが昭和36年にNHK「みんなのうた」で歌われることになったため、歌詞を子供向けに変えて、現在の明るい歌にしたという。「おお牧場はみどり」は、ボヘミア民謡「広い広い草原」だったが、もとは、卑猥な歌。1?4番まで聞いて「“ホイ!”言うてる場合やないで!」と凡人チームがドン引きしてしまう歌詞とは…。また「汽車ぽっぽ」は、軍のための歌だったことも解説。当時8歳の人気童謡歌手、川田正子が歌っていたという。「小4で、ずっと歌ってた」と言う筒井はラジオ局が東京にしかない当時、歌うことで国民の士気を高めていた彼女のことを話す。このほかにも「うみ」や「アルプス一万尺」など、よく知られた歌の本当の意味に衝撃を受ける。

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也
たむらけんじ
岡元昇(ABCアナウンサー)
ブラックマヨネーズ(小杉、吉田)
- 女性ゲスト:
- 大島麻衣