男たちが疾走する勇壮な岸和田だんじり祭や千年の都、京都の夏を彩る豪華絢爛な祇園祭、ド派手な演出満載の大阪が誇る天神祭など、祭りは人々の心を躍らせる。そもそも、日本の祭りの原点と考えられているのは、京都三大祭のひとつ、葵祭だ。平安時代に単なる儀式として始まったが、娯楽の少なかった当時、華麗な行列に人々は目を奪われ、平安貴族までもが夢中になった。やがて、遠方から観光客も訪れるようになり、行列はただの儀式からパフォーマンスに変化。“見せる祭り”として発展し、このスタイルが全国に広まった。しかも、八百万の神々を祀る日本は、神様がたくさんいる分、お祭りの数も多く、その数はおよそ３０万。まさに、日本は世界屈指のお祭り大国なのだ。そんな祭りの秘密を教えてくれるのが、４度目の登場となる民俗学者の橋本裕之先生。今回は、民俗学の観点から祭りの裏側を紹介する。

まずは、関西が誇る祭りに潜む謎に迫る。日本三大祭のひとつ、祇園祭は古都に夏の訪れを告げる京の風物詩。山鉾巡行では３３基もの山や鉾が都大路を巡る。だが、山や鉾を立てるのは何故なのか？山鉾に込められた人々の思いとは・・・。また、祇園祭と岸和田だんじり祭の意外な関係にはスタジオの一同もびっくり！そのほか、西宮神社の恒例行事「福男選び」で人々が走る理由や、阿波踊りをはじめとする夏祭りで人々が踊る理由を解説する。

日本三大祭のひとつで、大阪が誇る天神祭は、全国的に見ると、とてもユニークなお祭りだという。鉾流しに始まり、催太鼓、陸渡御やギャル神輿、船渡御に花火まで、様々な行事が盛りだくさん。１つの祭りでこれほどまでにたくさんの行事があるのはとても珍しい。天神祭は菅原道真を祀った大阪天満宮の祭りとして知られているが、実は、全国でも道真を祀る祭りは、同じ人物を祀っているとは思えないほど多種多様。なぜ、多様な祭りになったのか？そこには道真のドラマチック過ぎる人生が深く関係していた・・・。

また、関西の奇祭にまつわるクイズを出題。和歌山県日高川町にある神社のお祭りは、皆でひたすら笑う奇妙な光景から“笑い祭”とも呼ばれるが、なぜ、人々は笑うのか？

言葉は使い方ひとつで人の印象を大きく変える。私たちが日常生活のなかでよく使う言葉のひとつに「すみません」という言葉があるが、謝るときだけでなく、感謝するときにも使っている。そんなときに使ってほしいのが「おそれいります」という言葉。謙虚な印象を与えるワンランク上の語彙だ。また、贈り物をするとき、「つまらないものですが・・・」という言い方をする人も多いが、心を込めて選んだ物をつまらないものと言ってしまう表現に違和感を覚える人がいるかもしれない。そんなときに上品な印象を与える語彙を知っていれば、その人の「見え方」はガラリと変わる。つまり、ワンランク上の語彙を使えば、周囲の評価は格段にアップするのだ。そんな一流の語彙力の世界を教えてくれるのが、大東文化大学文学部准教授の山口謠司先生。今回は、山口先生が一流と思わせる言葉の数々を紹介する。

まずは、日常会話のなかで使う言葉を取り上げ、格上げする一流の語彙を紹介。仕事の場や公の場でよく使う「了解しました」や「承知しました」は、まだまだ二流！？もう一段階上の一流の表現とは！？　そのほか、相槌を打つ際によく使う「なるほど」や、目上の人のむちゃぶりに対する「勘弁してください」のより上品な言い回し、謝罪の際に「すみません」「申し訳ありません」よりも真摯に気持ちを伝える表現などを取り上げる。

また、一流なら知っている様々な語彙を紹介。日常生活のなかでよくある状況ながら、なかなかうまく表現できないことを一言で表す一流の語彙を解説する。仲の悪い者同士が無理やり笑顔で接している場面に出くわした時に使う表現や、話があちこちに飛び、結局、何のことだったのかわからなくなるようなときを表す言葉など、知っていると便利な一流の語彙の数々を紹介する。スタジオでもしばしば起こる「天使が通る」という言葉の恐ろしい意味とは・・・！？

語彙力クイズでは、凡人チームがビキニ姿のギャルを相手に、難しい言葉の意味を独自の解釈で演じ、解答するが・・・！？

最近、連日のように報道される仮想通貨の話題。そもそも、仮想通貨とはオンライン上に存在する世界共通の新たなお金のことだ。今年の４月には「仮想通貨法」が施行され、仮想通貨が公的な決済手段として使えることになった。現在は２０２０年の東京オリンピックに向け、仮想通貨の導入が進んでおり、仮想通貨ＡＴＭも増加中。世界でも勢いを増す仮想通貨だが、本当のところ、実体のないお金は信用できるのか？　そんな仮想通貨にまつわる様々な疑問に答えてくれるのが、慶應大学ＳＦＣ研究所上席所員の斉藤賢爾先生。仮想通貨に関する数多くの書籍を手がけるエキスパートだ。「仮想通貨によって私たちの生活は大きく変わるかもしれない」という斉藤先生が、仮想通貨についてわかりやすく解説する。

今回のテーマを「楽しみにしてきた！」と大歓迎するのは、最近、仮想通貨に興味津々のたむらけんじ。そんな、本業を忘れ、お金儲けのことばかりを考えるお笑い芸人が後輩芸人に語る仮想通貨の魅力をドラマ仕立てで紹介する。まず、私たちが仮想通貨を手に入れるには、オンラインの取引所に登録し、円と仮想通貨を交換。お金はインターネット空間に存在し、さも実物のお金を取引しているかのように、オンライン上で数字をやりとりする。もちろん、実体はない。いったいなぜ、これがお金として成立するのか？さらに、オンラインの取引でセキュリティは万全なのか？リスクはないのか？そんな仮想通貨の実態を解説する。スタジオでは、ビットコインをはじめ、イーサリアム、リップルなど、代表的な仮想通貨について、斉藤先生が紹介する。

では、仮想通貨が支配した未来はどんな世界になるのか。現金をもたないショッピングでは店舗にレジがなくなるほか、モノの値段にも影響。また、現在の日本は「円」が独占しているが、仮想通貨が普及した世界では通貨の競争が生まれる・・・。そんな仮想通貨によって変化する私たちの生活を紹介する。そして、行きつく先は・・・！？

また、仮想通貨の歴史にまつわるクイズを出題。仮想通貨の歴史には、その後の運命を変えた取引があるといわれている。今から７年前の５月２２日に仮想通貨が初めて物の売買に使われたことから、これを記念して５月２２日にあることをするのが慣例となっているが、それは何か？

夜に眠れなかったり、日中、眠たくて仕方ないなど、日常生活に支障をきたすことから問題視されている睡眠障害。不眠症や過眠症は、糖尿病や認知症、うつ病などの生活習慣病を引き起こすこともわかっている。そんな睡眠に対する解決策として、今、世界が注目するのが「スタンフォード式睡眠術」だ。世界最高の睡眠研究機関、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所がまとめた世界最高の睡眠マニュアルであり、これまで私たちが信じてきた数々の常識を打ち破っている。女性誌などで目にする「成長ホルモンの分泌が活発になる午後１０時から深夜２時の間は寝たほうがいい」という通説は、スタンフォード式では大きな勘違いとされている。また、「睡眠不足」のことを「睡眠負債」と表現。お金に例えると、不足と負債は異なり、睡眠は借金と同じ。返済が滞ると首が回らなくなるのと同様に、脳も体も思うようにならなくなるのだ。そんな睡眠負債の恐ろしさと対策を教えてくれるのが、あのスタンフォード大学医学部教授の西野精治先生。研究所の所長を務め、睡眠学界の第一人者でもある西野先生が、わざわざアメリカから訪れ、「スタンフォード式睡眠術」を直伝する！

まずは、眠りの最新常識を紹介。足りてない睡眠時間を解消するため、休日は「寝だめ」をするという人は多いが、実はそんな1日の「寝だめ」では睡眠負債には全く意味がない。その理由を睡眠負債の仕組みとともに解説する。そのほか、最近よく聞く「ショートスリーパー」や、「質の良い眠りは９０分サイクル」説の勘違いなど、驚きの真実が次々と明かされる。スタンフォード式の良い眠りに重要なゴールデンタイムとは！？　

さらに、スムーズに眠りにつくためにするべきスタンフォード式“寝る気スイッチ”の入れ方を紹介。お風呂に入る時間帯や眠りにつく前、朝一番にするべき大切なことを取り上げる。翌朝が早いからといつもより早く寝ようとして、逆に目が覚めてしまうことがあるが、その理由とは？

スタジオでは、質のいい睡眠をとれている人が見る夢について解説。一同が夢について語るなか、「夢は見ない」というたむらけんじは、どう診断されるのか!?

また、睡眠に関する２択クイズを４問出題。凡人チーム全員で力を合わせて解答し、正解すると、西野先生が開発に携わった「エアウィーヴ」のピローをプレゼント。４問すべて正解すれば４人全員がもらえるが、中には難問も。しかし、西野先生が橋本マナミにまさかの…!?