2018年7月25日(水)の放送内容
トレンドエクスプレス
- 専門家に聞く!読書感想文の書き方
-
リポーター:仲みゆき
☆あべのハルカス近鉄本店7階 街ステーション
◎夏の特別授業
親子で読書感想文を書いてみよう!
協力:ジュンク堂書店
※イベントは終了しました
◆作家 大竹稽さん
予備校の論文担当 国語作文研究所の研究員を経て
現在は鎌倉のお寺で作文教室を開いている
・読書感想文 書き方ドリル 2018 1,620円
著者:大竹稽
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
課題図書に完全対応!
<7つの質問>
Q1 あらすじ
Q2 注目したところ
Q3 比べてみた日本昔話・寓話
Q4 テーマ
Q5 問題提起
Q6 比較または体験
Q7 意見
→質問の答えをつなげると作文に
<特に大切なポイント>
Q5 問題提起
モヤモヤ、ムカつき
<読書感想文のコツ>
子どものツッコミを見逃さず作文に取り入れる
・きみ、なにがすき?
はせがわさとみ作 あかね書房
小学校低学年の課題図書
<読書感想文のコツ>
子どもの意見を引き出していくと自然に作品になる
読書感想文を家族の対話のきっかけに
けさのクローズアップ
- 巨大地震から身を守る!今やるべき防災対策
-
リポーター:おちあやこ
◎大阪北部地震
2018年6月18日
4人死亡 負傷者400人以上 住宅被害3万棟以上
◎阪神・淡路大震災
1995年1月17日
◎南海トラフ巨大地震
駿河湾から日向灘へ伸びる
「南海トラフ」で発生する地震
最悪の場合 死者32万3千人と推計
※2016年時点での統計
内閣府提供
☆“生き延びる防災”とは? 巨大地震にどう備えるか
南海トラフでは過去100年から150年の
周期でM8クラスの地震が起きている
より大きな周期「スーパーサイクル」が存在する!?
◆産業技術総合研究所
(茨城県つくば市)
◎南海トラフ地震
歴史的に100年から150年に1回起きている
まれに巨大化する地震が500年から
1000年に1回くらいあることがわかってきた
巨大地震が起こる大きな周期=スーパーサイクル
<宍倉さんのグループ>
地震の規模や周期を知るために
津波によって運ばれた「堆積物」を調査
◆橋杭岩
(和歌山県)
過去の地震の津波で運ばれた
岩が数多く存在
崩れ落ちた岩は周辺に散らばっているはず
津波が運んだとしか思えない
地元の人に聞いても1946年の
昭和南海地震のときには動いた形跡はない
岩に付着したフジツボやカキの化石の年代を測定
→どうやら1707年の宝永地震のころのもの
おそらくその時に運ばれたもの
<南海トラフ地震の周期>
1605年 慶長地震(M7.9)
1707年 宝永地震(M8.6)
1854年 安政東海地震(M8.4)
1854年 安政南海地震(M8.4)
1944年 昭和東南海地震(M7.9)
1946年 昭和南海地震(M8.0)
宝永地震から311年
500年~1000年のスーパーサイクルには少し短いが
次の南海トラフ地震が巨大なものでも不思議はない!
<Q:地震で助かるためには何が重要?>
とっさの行動 その数秒が生死を分ける!
南海トラフ地震の場合、先に小さな揺れがくる
小さな揺れ、あるいは緊急地震速報が鳴ってから
およそ10秒くらいは余裕がある
※お住まいの地域により異なります
10秒あればいろんなことができる
1.5秒~2秒あれば5~8メートル移動できる
この時にどうするかということが大事
<「机の下に隠れる」は正しい?>
→必ずしも正しい行動ではない
家が古くて1階が潰れればテーブルも潰れる
→助からない
旧耐震基準⇒1981年5月31日以前
新耐震基準⇒1981年6月1日以降
小さな揺れや緊急地震速報が鳴ったら
「安全ゾーン」に移動すること
○部屋の中で比較的安全なのは“玄関”
避難路(出口)があるので危なかったら脱出できる
動けるうちに玄関に行き
ドアを開いた状態で固定することが重要
○地震対策グッズをできるだけ活用
扉を固定
転倒防止
意外と正しい知識を持っている人が少ない!
◆NPO法人プラス・アーツ
(神戸市中央区)
防災の啓発やセミナーを行う
・開き戸ストッパー
取っ手を固定して開かないように
・引き出しストッパー
両側に設置する
両面テープで固定
※引き出し使用時はフックを外せます
上下の家具を固定
家具を傷つけないシールタイプ
○重要なのは家具そのものの固定
一番強いのが「L型金具」
・L型金具
家具と後ろの壁を固定
ビスで壁に穴を開ける必要がある
・ベルト式
家具と後ろの壁を両面テープで固定
・ポール式
家具と天井を固定する突っ張り棒
突っ張り棒は前面ではなく壁側に設置
※外れにくくなります
・ストッパー式
家具の下に敷いて動きを止める
大切なのは合わせ技
→1つの家具に対して、2つ以上の対策をすることで強度アップ!
「いつか」ではなく、できることは今日から始めましょう!
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