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#13

2017年625日 放送

住まいのダイエットコーチ:近藤典子
住まいのダイエットサポーター:ハマカーン

今回のお宅は、小さい面積に建てられた一戸建て。都心によくある狭小住宅。生活空間を少しでも確保するため、リビングには備え付けの収納が全くありません。そのため、いろいろなモノが床に直置きになり、雑然と散らかっている状態。奥さんはスッキリと片付いたリビングに憧れると言いますが・・・。
そんなお宅の悩みを解消するのは番組初登場!寸法の魔術師の異名をとる近藤典子コーチ。家や家具の寸法をミリ単位ではかり、無駄の無い収納を実現します。近藤コーチが立てた作戦は、カラーボックスを使って、部屋の寸法に合った収納を作ること。もちろん、お宅のありとあらゆるモノの寸法を事前にはかっており、このお宅にぴったりの収納を作るといいます。
直置きしていたモノが、家の寸法にぴったりの収納におさまると、リビングはスッキリ!ご主人も「こんなに広かったんだ!」と喜んでいました。

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今回のコーチの教え

  • キッチンは最低70センチの幅をとっていたら大丈夫

    1つめ、キッチンに作った収納は、カラーボックス2台を土台にして、パイン材を天板にした作業台。「幅が1mのキッチンスペースに30cmのカラーボックスを置いたら狭くなるのでは?」というハマカーンに、近藤コーチは、「胸の前に手を合わせて両肘を測ったら大体の人が60センチ前後になるので、キッチンでは最低70センチの幅をとっていたら大丈夫」とのことでした。
  • カラーボックスの関連商品は賢く使うべし。

    リビングには、8つのカラーボックスとカットしたパイン材を天板に使った収納を作成。こちらも事前に寸法を測っており、階段からドアの壁にぴったり。カラーボックスの関連商品レイルボードを使うと自由に間仕切りができます。カラーボックス用バスケットやプラスチック引き出しを入れていくと、ただのカラーボックスが立派な収納家具になりました。
  • テレビの高さの3倍以上離れた位置にソファを置くと疲れにくい。

    「ただ置くのではない、疲れない家具の配置も大事!」と近藤コーチ。
#12

2017年618日 放送

住まいのダイエットコーチ:梶ケ谷陽子
住まいのダイエットサポーター:じゅんいちダビッドソン

今回のお宅は夫婦揃って漫画家のお宅。奥さまはサッカーのユニフォームなど収集癖をお持ち…。お宝の収集グッズは捨てる意志は無く、今回の希望は、「扉を開けられるようになりたい」。
梶ケ谷陽子コーチとサポーターのじゅんいちダビッドソンがお宅を拝見すると、リビングの戸棚の扉の前には漫画を書く道具がびっしり並べられており、確かに扉が開けられません。実は、リビングで漫画を書いているお二人、手を伸ばせば届く位置に道具を置いてしまった結果なのだと言います。
梶ケ谷コーチは、解決策として、なんと戸棚の扉を外すことにしました。扉を開けるというアクションが面倒で扉の前に置いてしまったのだと分析、扉を外し、1アクションで戸棚から出し入れできる棚になりました。
この他、ソファにうず高く積まれていたブタのぬいぐるみは、空間を利用した壁面収納へ。ソファにゆっくり座れるようになりました。
また大量の着ていない服を整理したいという希望は、梶ケ谷コーチおすすめのリサイクルショップへ「モノの旅立ち」を行い、なんと奥さまが予想していた以上の金額を手にすることが出来ました!
減量結果は530kg!スッキリと片付いたリビングで、「これからは仕事がはかどります!」とご夫婦ともにニッコリでした。

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今回のコーチの教え

  • まだ着られる服はリサイクルショップに旅立たせる

    自分はもう着なくても、洋服の状態が良いものは、他の人に使ってもらえるリサイクルショップへ。
  • 引き出しを作ることで空いたスペースを有効利用

    奥さまの仕事道具をカラーボックスに収納した梶ケ谷コーチ。カラーボックスの上の部分の空間に突っ張り棒を2つ入れ、その上にカゴを置くと引き出しになりました!
  • 扉を無くすことで片付けやすい棚になる

    リバウンドしないためには、少ないアクション数で出し入れできることが一番!
#11

2017年611日 放送

住まいのダイエットコーチ:古堅純子
住まいのダイエットサポーター:チャンカワイ(Wエンジン)

今回のお宅には過去最大級のぜい肉が!お母さんと中学生の娘さんの2人暮らしのお部屋は、大量の食器、25個の衣装ケース、スキーなどの趣味用品と、モノが溢れた状態。
希望は「ゆっくりくつろげるLDKにしたい、モノであふれた寝室からリビングに移動してきたベッドを寝室に戻したい、友達を呼べる家にしたい」の3つ。
まずは基本の全部出し。家の中からモノがなくなると、至る所にほこりやカビが!今までモノに覆われており、換気や掃除がおろそかになっていたそう。実は、古堅コーチはお掃除のプロ!お母さんと娘さんが、要る 要らないの分別中、汚れを掃除することにしました。
不要品を計測すると… 2人暮らしのぜい肉は770キロもありました!
モノが減り、窓が開けられるようになったお家、磨かれて綺麗です。リビングからはセミダブルベッドが消え、ゆったりとくつろげる素敵なLDKに。これでお友達も呼べます。寝室は、お母さんと娘さんが別々で寝られるよう、ベッドが2台入りました。部屋の奥には、趣味のモノを置くスペースも。
「くつろげる家になって本当に嬉しい」とお母さん、思わず涙ぐんでいました。

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今回のコーチの教え

  • 人形はしまわない。大切でそばに置きたい人形だけを残す。

    娘さんが大量のぬいぐるみを捨てられないと言います。古堅コーチは、顔がついているモノは捨てるとバチが当たる気がして捨てられない方が多いけれど、ほこりまみれでしまわれている現状は既にバチが当たる状態とアドバイス。娘さんは自ら、飾ってあげられるだけの人形へと厳選しました。
  • 古堅式お掃除の基本3か条

    【其の一】窓を開け、換気を忘れるべからず!
    【其のニ】掃除は「奥から手前」、「上から下」が鉄則!
    【其の三】道具を上手く使うべし!
    古堅コーチは、高温のスチームで汚れを浮かせて落とすスチームクリーナーを使用していました。天井のお掃除にはフローリングワイパー、サッシのお掃除にはサッシブラシで代用できます。
  • シンクの掃除は食器洗い洗剤で十分、仕上げの水拭きと乾拭きが大事。

    乾拭きが水垢を防ぎ、ステンレスに輝きが出ます。
  • コンロ下のフライパン、お鍋収納には、100円ショップのファイルボックス!

    ファイルボックスを使うと立てて収納でき、取り出しやすくなりました。
#10

2017年64日 放送

住まいのダイエットコーチ:吉島智美
住まいのダイエットサポーター:団長安田

今回のお宅はモデルルームのように綺麗な状態。ご主人がモノを散らかしたくないと、マイホームの設計段階で1階に大きな収納を4つも作っていたのです。ところが、収納内は・・・モノがまとまりなく押し込まれている残念な状態。希望は「使える収納にすること」。
吉島智美コーチは、「今の状態は収納ではない、物置き!それは、誰のため何のための収納か、明確ではないから。」と分析。そして、「4つの収納内のモノを全部出し、要るか要らないか、誰のためか何のためか、を明確にする。そして、4つの収納の性質に応じて振り分ける。」という作戦をたてました。
4つの収納を確認すると、それぞれの収納の現状とあるべき姿が見えてきました。

①和室の収納は、モノを隠す場所となっている。→ 奥様が日常的に使いやすい空間に。
②階段下収納は、子どもの洋服・奥様のバック・本棚と、まとまりのない物置き状態。→ 目が届く場所にある収納なので、子どものモノを収納する。
③玄関のウォークインクローゼットは、床に色々モノが広がり踏み込めない。→ 空間を利用して家族が野外で使う物専用の場所に。
④玄関収納は、日用品のストック・お掃除用品を収納しているがどこに何があるか把握出来ていない。→ 日常使うモノをグループごとで分け、使いやすい位置に置く。

誰のためか何のためか、を明確にすると使い勝手が飛躍的にアップ、奥さんも大喜びの収納となりました。

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今回のコーチの教え

  • 計測無くして収納内の整頓はならず!

    吉島コーチは、収納内を計測し、隙間にピッタリ合う棚を置きました。小さなスペースを無駄なく使うには、何をそこに置けるか知るために、計測が非常に大切です。
  • 一手間かければ家事は楽になる!

    ウォーターサーバー用の水のストックが収納の入り口に置かれていました。邪魔なのに収納の出入り口に置く理由は、重くて奥に運べないから。そこで、吉島コーチは木の板とキャスターで台車を完成させました!台車に重い水のストックを乗せると、奥さんでも簡単に、出入りに邪魔にならない奥に移動させることが出来ました。
  • 空間を制するものは片づけを制す!

    吉島コーチは、S字フックをかけられる網をピンでとめて壁に固定しました。これで、空中収納の完成です。玄関のウォークインクローゼットは、ボールやヘルメット、空気入れなど床に転がっていたものが、すっきり空中収納に整理され、使い勝手のよい収納になりました。