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【京都】指示役に懲役20年 伏見区で男性刺殺

12/15 01:23

おととし京都市伏見区の路上で、理容師の男性が刺殺された事件で、京都地裁は、指示役とされた男に、懲役20年を言い渡しました。

判決によりますと、倉本嘉太郎被告(39)は、おととし9月、実行役の男2人と共謀し、伏見区の路上で、理容店経営の渡辺直樹さん(当時46)の首などを何度も刃物で刺して、殺害しました。倉本被告は、殺害を指示した罪に問われましたが、裁判では「共謀はしていない」と主張し、起訴内容を否認していました。判決で、京都地裁は、「倉本被告が事件に関与していなかったら、説明が困難な多数の事実がある」として共謀を認定。「首謀者であり、共犯者の間で最も重い責任を負うべき」と指摘し、倉本被告に懲役20年を言い渡しました。

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