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「特定空き家」の代執行 重機使った解体作業始まる 費用は土地関係者らに請求する方針 堺市

05/10 12:49 配信

 堺市が実施している「特定空き家」の代執行による解体作業で、重機を使った本格的な取り壊しが始まりました。

 堺市北区大豆塚町の木造2階建て住宅は2019年に倒壊の危険が高いとして、「特定空き家」に指定されました。

 市は4月、近隣住民の安全確保のため代執行による解体工事を決め10日、重機による本格的な取り壊しを始めました。

 300万円以上かかるとみられる費用は、市が一時的に負担したあと、土地の相続人とされる関係者らに請求する方針です。

(担当者)「代執行というのは、他に手段がないという時の究極の選択かなと思います。危険であれば(所有者に)除去してもらうというのがまず必要」

 堺市での「特定空き家」に対する代執行は初めてで、作業は5月末まで続く予定です。

最終更新:05/10 12:49

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