関西ニュースKANSAI

　日本日本国際博覧会協会は２６日、大阪・関西万博の会場内に新たに２カ所の喫煙所を設置すると発表しました。

　協会によりますと、６月上旬までに西エリアのいわゆる「２億円トイレ」近くと、「ＥＸＰＯメッセ」の南側に、喫煙所を増設するということです。

　喫煙所は現在、東ゲートの外側の２カ所しかなく、利用するためには会場を一度出なければならないなど、関係者から不満の声が上がっていました。今回の増設にともない、東ゲート外側の喫煙所の１つに、会場内から入れるように改修するということです。

　高科淳副事務総長は「今回の喫煙所の設置場所はメタンがあまり出ず火気厳禁のエリアではないため、そこで吸っていただくことでより安全性が高まる」と話しています。

　会場では喫煙所の利便性などの問題から、一部の来場者やパビリオン関係者らが会場内で隠れて喫煙するケースが相次いでいます。