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高速道路の深夜割引見直しさらに延期 ETC障害受け「より慎重なシステムの整備が必要」 滞留問題解消へ対象時間拡大

05/28 17:20 配信

 NEXCO東日本と中日本、西日本の3社は28日、7月末に行うとしていた高速道路の深夜割引制度の運用見直しを延期すると発表しました。
 先月(4月)にNEXCO中日本エリアの高速道路で起きたETC障害の影響だということです。

 高速道路の現在の深夜割引の対象時間は午前0時から4時で、この時間帯にETCを利用して少しでも走行すれば、全走行区間の料金が3割引になります。
 このため料金所付近では、割引対象時間になるのを待つ車両が滞留し問題となっていました。
 変更後は、対象時間が午後10時から午前5時に拡大される一方、この時間帯以外に走行した区間は割引の対象外となります。

 さらに、割引される距離を伸ばすために休憩を取らずに走ったり、法定速度を超えて走ったりする「無謀な運転」を抑止する目的で、1時間あたり105キロを割引適用の上限とします。
 (軽自動車・普通車の場合)新しい制度はもともと2024年度末からの運用を予定していましたが、システム整備に時間がかかるとして、ことし7月末に延期となっていました。
 NEXCO3社は28日の会見で、運用開始のさらなる先延ばしを表明しました。

 先延ばしの理由について、NEXCO中日本エリアの高速道路で今年の4月に大規模なETC障害が起きたことを受け、「より慎重なシステムの整備が必要だと判断した」としてシステムの整備を中断しているためだということです。
 新たな運用開始時期のめどは立っていないということです。

最終更新:05/28 17:20

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