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コメ平均価格“3カ月半ぶりに3000円台” 大阪のスーパーの店頭では…? 銘柄米は「今まで通り」値段下がらず 随意契約の備蓄米は「いつ入ってくるか知らせがない」
06/24 18:50 配信
23日に発表されたコメ5キロの平均価格は3920円。4週連続の値下がりでようやく3000円台に突入しました。約3カ月半ぶりの水準です。
実際に店頭に並んでいるコメは安くなっているのでしょうか?大阪のスーパーをのぞいてみると、多くの銘柄米の価格は5キロ税込み5000円前後。
1番高い物は6000円台のものもあり、1カ月以上値段は下がっていないということです。
(フレッシュマーケットアオイ 内田寿仁社長)
「仕入れ値も変わっていませんし、特段コメの売れ行きが悪くなったこともないので、基本的には今まで通りの価格で」
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そんな中、24日、政府の備蓄米が入荷されました。しかし、これは随意契約したものではなく競争入札された、いわゆる“江藤米”です。
きょう3回目の販売が行われました。前回より2倍の数を置いているということですが、値段は3866円。
随意契約の備蓄米が5キロ2000円ほどということもあり、なかなか手に取る人が現れません。約3時間店内で取材したところ、備蓄米を購入したのはわずか3人でした。
(買い物客)
「職場の友達が2160円で1袋ゲットしている。小泉さんになってからのぶん。正直これを見ると江藤さんのときのですよね…高いなと」
「そこ(値段)に重きをおいたらあかんかなと思うから、できるだけ安い方がいいかなと思います」
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みなさん期待しているのは、やはり随意契約の備蓄米。このお店にも並ぶ予定ですが、こんな問題が…
(内田社長)「6月初めに『売り渡しをするということが決定しました』という通知をいただいて、その後すぐに売買契約を結ぶんですけれども、その後いつ入ってくるかとか、スケジュール的なことについては全く何もまだお知らせがない」
「8月末までに売り切れることを努力はしますけれども、難しい可能性は出てくるなと」
最終更新:06/24 20:24


