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勤務中にオンラインゲームで「チャット」 56歳男性警部補を減給処分 「ゲームをしているのではなく、大丈夫と考えた」 調査でパワハラも発覚 兵庫県警

06/27 16:28 配信

 兵庫県警は27日、56歳の男性警部補が約2か月間にわたって勤務時間中、私用のスマートフォンでオンラインゲームのプレイヤーとチャットしていたとして、減給の懲戒処分としたと発表しました。

 27日付で「減給10分の1・3カ月」の処分を受けたのは、西播磨地方にある警察署の総務・警務部門に務める56歳の男性警部補です。

 兵庫県警によりますと、警部補は勤務時間中に私用のスマホで、去年12月頃から約2か月間、オンラインゲームを起動し、チャット機能を使って他のプレーヤーとやり取りをしていたということです。

 2月3日、警部補について他の職員から監察官室に「勤務時間中に、ずっとスマホでゲームをしている」と通報があり発覚しました。

 調査を進めると警部補のチャット相手は一般の人で、職務についての話など情報漏えいはなかったということですが、ゲームアプリの起動時間は、最長16時間(宿直勤務中)に及んでいたということです。

 警部補は聞き取りに対し、「ゲームをしているのではなく、チャットなので大丈夫だと考えてやり続けた」「今は(だめなことと)理解出来るし、反省もしている」と話しているということです。

 またチャットの調査を進めていた際、同じ警部補が2021年3月頃から、部下の目の前で書類を叩きつけるなど、パワーハラスメント=パワハラに該当する行為をしていたことも発覚。

 部下の職員をにらむことや、舌打ちやため息を繰り返すなどの言動を取ったこともあったといい、警部補は「職場の雰囲気を悪化させたことを反省している」と行為を認めているということです。

 兵庫県警の土山公一監察官室長は、「警察職員として恥ずべき行為で誠に遺憾。職員に対する業務管理と指導教養を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。

最終更新:06/27 16:28

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