EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 立川談志
4月 毛利 衛
4月 藤井フミヤ
5月 安在尚人
5月 坂本徹也
5月 近藤 篤
6月 羽仁カンタ
6月 故・手塚治虫講演より
6月 上田壮一
7月 今井絵理子
7月 杉山清貴
8月 船越令子
8月 大野由紀恵
8月 小島あずさ
8月 大宮美智枝
9月 KONISHIKI
10月 西垣成雄
10月 疋田 智
10月 斎藤 誠
10月〜
11月
高樹沙耶
11月 上岡 裕
11月 渡邉英徳
11月 柴田政明
12月 大塚明夫
12月 安寿ミラ
12月 この1年を振り返って
1月 伊藤瞭介
1月 秋山 孝
2月 寺薗淳也
2月 藤子不二雄A
2月 つやまあきひこ
2月 丸田信之
3月 皆川孝徳
3月 大矢寛朗
3月 持丸和朗
8月24日 ゲスト:クリーンアップ全国事務局(JEAN)代表
小島あずささん
小島あずさ1 手塚「この〜海のゴミ問題、解決のための国際環境保護活動を行っている市民団体〜“クリーンアップ全国事務局(JEAN)”というのどういう団体なのですか?」小島「1990年にアメリカの環境保護団体が“海を綺麗にしましょう”という呼びかけをきっかけに発足しました。ただこのアメリカの日本支部ということではなく、独立した団体です。現在この活動に参加している国は100ヶ国ほどありまして、私達は日本の窓口をしています。活動内容は、世界中のボランティアの方に海岸や川でゴミを拾って綺麗にしてもらうことと、どんなもので汚れているかという調査を行っています」手塚「データを集める作業は、国や研究機関と協力されているのですか?」小島「日本の場合は市民ボランティアが中心の活動ですが、アメリカでは行政と一体になって行っています。ただ研究室の先生方でこの活動に参加されている方もいらっしゃるので、分析や考察には力をお借りしています。」手塚「その他にはどういう方が参加されているのですか?」小島「老若男女、様々な方が参加されています」

 手塚「小島さんは元々広告制作会社でスタイリストをされていらっしゃいましたが、地球環境に関わるきっかけというのは?」小島「引っ越しして犬を飼い始め、散歩している時に街に落ちているゴミが気になって、それを拾うとしたのがきっかけといえばきっかけです」手塚「この団体は“海のゴミ問題の解決”という限定された地域での活動ですが、海に興味があったのですか?」小島「私はマリンスポーツをするわけでも海辺育ちでもないんですが、街で出たゴミはゆくゆくは海に行くというのを知りまして、それでです」手塚「海岸で一番問題になるゴミというのは何ですか?」小島「自然に戻らないゴミ、プラスチックやタバコの吸い殻です」

 手塚「海洋生物への影響というのは?」小島「ゴミが野生生物に引っかかってしまうということと、間違えて飲み込んでしまうという問題があります。例えばプラスチックなどを飲み込んでしまうと消化も排泄もされず、それが繰り返されることでゴミでお腹がいっぱいになってしまい、必要な栄養がとれなくなります」手塚「海のもの、魚とか貝とか私達の食卓に上りますから、周り回って私達の口に入りものですしね〜」小島「ですから今のうちに何とかしなくてはいけないんです」


小島あずさ2
ポスター拡大写真
 手塚「クリーンアップキャンペーンを行っていますが、具体的にどのようなことをされているのですか?」小島「簡単に言いますと、世界中で同じ時期に同じやり方でゴミを調べながら拾うという活動です」手塚「秋ですか?」小島「9月から10月の2ヶ月の間に都合の良い日時、好きな浜辺や河川で行います」手塚「これは年1回だけ行うのですか?」小島「ゴミを調査するのは秋だけですが、春のアースデイの時には拾う方に力を入れたキャンペーンを行っていて、年2回の活動です」手塚「そこで集めたデータをどのように生かすのですか?」小島「日本全国のデータを集計して、アメリカに送ります。それで世界中のデータとしてWEB上で見ることが出来ます。また日本独自の結果もWEBサイトで見ることが出来ます」

 手塚「今後こんな事をやってみたいということはありますか?」小島「昨年から“韓国の方達ともっと情報交換をして協力関係を築きましょう”ということをスタートしました。今年も何かやろうとしているところです。その輪を東アジアで広げていきたいと思っています」


大野由紀恵さん 大宮美智枝さん

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