放送内容
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4月 財津和夫
4月〜
5月
宮沢和史
5月 石坂 啓
6月 松岡修造
6月 Soul Scream
7月 hitomi
7月 庄野真代
8月 坂本美雨
8月〜
9月
小柳ゆき
9月〜
10月
屋久島レポート
10月 村井国夫
10月 忌野清志郎
11月 出羽 仁
11月 森 茂郎
11月 中嶋朋子
12月 緒方直人
12月 石川賢治
12月 総集編
1月 brilliant green
1月 牧瀬里穂
2月 財津和夫
2月 宍戸 開
2月 今村隆史
3月 小川健一郎
3月 服部まこ
3月〜
4月
加藤登紀子
11月19日 ゲスト:中嶋朋子さん

中嶋朋子1  中嶋朋子さんは1981年、ドラマ『北の国から』でデビュー、以来数多くの映画、舞台、テレビ・ドラマなどで活躍されていらっしゃいます。2歳で劇団に入り、幼稚園に入る年令の時に劇団と幼稚園どちらを取るかの選択をお母さんに迫られたそうです。それで「どっちも行く」と言うところから「役者人生が始まった」とご本人は言っています。

 ドラマの撮影中は学校は休みがち、中嶋「分かんない勉強がいっぱいある(笑)」そうです。また中学入学の時には、自分の希望した学校に「芸能活動している人は入れない」言われ、「私が選んだもので隔てられてしまう道がある」という経験もしたそうです。

 手塚「ドラマの撮影で回りは大人ばかり、その中で育つというのはどう?」中嶋「すごく難しい。でもある時、中学生位の時に、例えば生きていく道に石畳があるとして、私はそれを15枚目から踏んだんだわ、だから1枚目に戻ればいいや。と思って、今、幼稚園の時に出来なかったこと、例えばドングリを拾ったりしているんです。


中嶋朋子2 2歳半の男の子をお持ちの中嶋さん。 手塚「どう、お子さんが出来て変わった?」中嶋「変わったなんてもんじゃないね〜、生活すべてが変わった。とにかく面白い」手塚「なにが?」中嶋「妊娠、出産、おっきいお腹面白かった〜、だって進化してるんだよー、お腹の中で...」

 手塚「お子さんが大きくなっていく変化ってどうだった?」中嶋「私たちは1日というサイクルを忘れているじゃない、でも1日の一瞬一瞬が彼にとっては進化なんだもん」

 手塚「人格の部分ではどう?」中嶋「やんなっちゃうね〜(笑)、全部まねされるしね〜。でも子供に育てられているという感じ。たまに“何でも知ってるんでしょう”って聞いちゃうの」


11月26日 ゲスト:中嶋朋子さん
中嶋朋子3

 中嶋さんは自然科学にすごく興味をお持ちで「何せ北海道が長かったから」とおっしゃっています。また様々な事柄について「なぜ?」って考えてみることも好きともおしゃっています。例えば道ばたの草花を見るとすぐ人に聞いたり図鑑で調べたりするそうです。

 また養老たけしさんと対談して「人間の脳」に関心を持つようになったそうです。

 北海道が長い中嶋さん、自然に素直に感動していらっしゃいます。中嶋「例えば“春”と言うと、東京ではチューリップや桜が咲く華やかイメージ、北海道では雪が溶けて土が見えてきたら春。またその土の色も土壌の違いで変わっていて、それがグラデーションになってきれい」とおっしゃっています。中嶋「地球は丸いんだ〜って感じた、空が丸くて、360度ぐるぐる回ったよ」


中嶋朋子4 手塚「手つかずの大地が、こうあったらいいな〜と思うことは」中嶋「私たち旅行者は、例えばこの木がずっとここにあるといいなと思う。でもそこに住んでいる人たちはこの木がじゃまで畑が耕せないと言うわけ、う〜ん難しいと思う、だからそこに“どうしたらどうなりますよ”ってきちんと教えてくれる人が入ってくれればいいなと、いつも思っていた、そうすれば両方の平均を取れるんじゃないかなぁ〜、だからこれからは守っていくことじゃなくて、見いだしていくことが大事じゃないかと思う」

  手塚「夏に屋久島に行って自然はすごいなと思った、でも自分が何が出来るかなと思ったら、単なる観光客のレベルでしかなかった」中嶋「私はグランドキャニオンに行ったときに守ってあげようと言うのが、恥ずかしいと思った、だって“守られてる”と感じたの。その考え方の出発点を変えなきゃないけないなと思った」


森 茂郎さん 緒方直人さん

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