Crosstalk
02

コンテンツも仕組みもデータも──
“つくる”のすべてがここにある。
それがテレビ局のTech職

ABCの総合職Techコースはソフトウェア開発、アプリ開発、システム設計、映像配信、データ分析など、多岐にわたる技術を持つ社員が活躍しています。ここでは、3名のTech職社員が、業務内容や仕事の面白さ・やりがいを語りあいました。

01

ABCのTech職は業務内容が多彩!?

荒木

私は放送技術センターと技術戦略部の2つの部署を兼務しています。放送技術センターでは、番組放送を支える基幹システムの再構築や、視聴率システムの管理を行っています。一方、技術戦略部では、タブレットで誰でも簡単に本格的な試合配信ができる「STADIUM TUBE Touch」や、IoTを活用して視覚的にタリーを伝えるシステム「AirTally」のような、新しいシステムやアプリを開発しています。

橋本

私もふたつの業務を兼務していて、ひとつめのチームではコンテンツ制作現場の課題を解決するためのアプリやシステム開発と「バーチャル高校野球」の配信関連業務などを、もうひとつのチームでは、山下さんと一緒にグループ会社の様々なデータの可視化、分析に携わっています。

山下

私は、データの可視化・分析を通じて、グループ各社のDX推進をサポートしています。事業運営の現場がデータをもとに迅速な判断ができるよう、さまざまな指標を可視化するダッシュボードを構築したり、制作現場が視聴者のニーズに寄り添った番組づくりができるよう傾向を分析し、課題の発見や改善策の提案を行なっています。その一環として、通販番組やECサイトなどの売上向上施策などにも取り組んでいます。

荒木

みんな、Tech職としてそれぞれの分野でコンテンツと関わっているよね。ただ、入社するまで、我々のような、システム開発や、データ分析をするようなTech職が、IT企業ではなくテレビ局で働いている姿ってイメージしづらいよね(笑)。

橋本

実は、就活を始めた当初は、第一志望はテレビ局ではなくメーカーでした(笑)。でも、テレビ局もコンテンツを作るという意味では「モノづくりをするメーカー」だと感じるようになって、気付けばテレビ局が第一志望に変わっていました。その中でも、開発から実装まで、若手から自分の裁量で働ける環境があるABCに魅力を感じて、入社を決めました。

山下

私もテレビ局のいわゆる技術職って明確にイメージできていなかったかも(笑)。でも、実際に働いてみて思うのは、作り手と使い手の両方がひとつの会社の中にいるという「現場の近さ」は、IT企業の技術職ではなかなか味わえないかもしれないな、と。しかも、自分の仕事がコンテンツに大きな影響を与えるのでやりがいも大きい。一緒にモノづくりをしている実感はすごくあります。

橋本

テレビ局にはコンテンツを作る現場があって、そこで生まれた「困りごと」をデータやシステムで解決するのが私たちの仕事。「助けてほしい」というSOSを出しているABCの仲間をデジタル技術で助けられた時はモチベーションも上がりますよね。

02

現場の困りごとをデジタル技術で解決

荒木

開発した『AirTally』は、私が制作技術(音声)の現場にいた際、「もう少し便利に、簡単にならないかな」と感じた課題を解決するために作ったんです。『STADIUM TUBE Touch』も、専門のプロ以外にはハードルの高かったスポーツ中継を、誰でも、簡単に配信できるようにと開発しました。この開発も現場での経験を十二分に活かして行っています。有難いことに『STADIUM TUBE Touch』は「INTER BEE AWARD 2024」にてグランプリを受賞し、社外へもサービスとして提供されています。
また「ACN EXPO EKIDEN 2025」では、『AirTally』を応用してランナーのそばを走る移動中継車の位置をより簡単に把握するためのシステムを開発しました。

橋本

『自動カンペ作成アプリ』は現場ADの困りごとから誕生したアプリです。カンペはADが台本から作るのですが、台本が変わるとその都度作り直す必要があって、とても大変なんです。そこで台本からカンペを自動生成できるアプリを開発しました。現在は、ドラマ制作に携わる同期社員から「出演者ごとの宣材写真を選ぶのが大変」という相談を受け、システムで改善できないか検討を進めています。現場の作業負担を減らすことで、よりクリエイティブな部分に時間とエネルギーを注げられるようなサポートをしたいなと。

山下

私は「朝だ!生です 旅サラダ」や通販番組などで、視聴率グラフやアクセスログ、番組内容を照らし合わせながら、効果的な演出やタイミングを提案しています。「旅サラダマルシェ」では、視聴動向に基づいた改善を重ねた結果、1年間で大幅な売上アップを実現できました!「DAIGOも台所」では、SNS投稿のタイミング分析なども通して、「おいしい★フライパン」の売上向上にも貢献することができました。

荒木

自分たちがあらゆる技術を使ってコンテンツ制作をサポートすることが、結果として視聴者の皆さんによりよい情報を届けることに繋がっている、と思ったらやりがいにも繋がりますよね。

03

スキルアップや技術共有も全力サポート

荒木

ABCの技術には「作りたいと思ったら、まずは作ってみよう」というマインドが根付いています。一人ひとりの裁量が大きく、個人の判断でどんどん仕事を進められる自由度があります。しかも、メーカーや通信キャリアのエンジニアと比べても、関わる仕事の領域が圧倒的に広い。おかげで自分の経験値やスキルの幅が広がり、“武器”と呼べるような引き出しが着実に多くなったと感じています。

山下

確かに!私は「学校に通いたい!」という希望を伝えて、専門学校でCGを学び、さらにファッションの専門学校で特殊メイクも学びました。2つも専門学校に通ったのは私だけかも(笑)。上司や同僚は、通学のための勤務時間の調整に加えて、学んだことを実際に活用できる環境づくりにも協力してくれました。個人の成長を全力で応援してくれるのも、ABCの魅力だと思います。

橋本

勤務時間内の勉強会参加も問題ないですし、新しく学んだ技術をすぐに仕事に活かせる場も多く、また「DXフェス」のように、自分達の取り組みを発表できる場もあります。でも、やっぱり一番心強いのは、上司や先輩がしっかり応援してくれることですね。

山下

DXフェスは、技術の実例や魅力を伝える場であると同時に、DXに関する情報を楽しく学び、グループ各社や各部局に持ち帰って活かしてもらうためのお祭りのようなイベントです。Tech職の社員にとっては、多くの人とコミュニケーションを取りながら課題を見つけたり、新たなつながりを作ったりできる貴重な機会にもなっています。

04

ABCのデジタル技術職の面白さ

山下

ABCでの仕事の面白さは、テレビやコンテンツを通じて、自分の取り組みや成果を家族が見てくれることにあると思います。もうひとつは個性的で面白い人が多いこと。この2つがABCでの仕事の魅力だと感じています。

荒木

自分なりのこだわりや想いを受け入れてもらえるところが面白い。「ただ仕様書通りに作るだけ」では仕事は面白くないし、実際にABCの技術でそんな仕事はほとんどないと思います。

橋本

私はプロトタイプをつくるフェーズが好きで、「自分のアイデアを形にする」プロセスに多く関われる点が面白いです。仲間の困りごとの解決から、M-1グランプリや夏の高校野球に関わるシステムまで、大小さまざまなジャンルの課題に取り組むので、私にとっては「飽きない会社」だと感じています。

05

学生の皆さんへメッセージ

荒木

ABCは新しいことにワクワクしながら、自らの関心や好奇心を起点に挑戦できる環境が整っています。さらに、その挑戦をちゃんと理解して応援してくれる仲間も大勢いるので、ぜひ楽しみながら一緒にモノづくりに取り組んでいきましょう。

山下

技術系の仕事に興味はあるけれど、「自分に何が向いているのか、具体的に何をしたいのか」わからない人もいると思います。そんな人こそ、ABCの総合職Techコースがおすすめです。業務の幅が本当に広いので、入社してから色んな刺激を受けるうちに、きっと“やりたいこと”が見つかるはずです。一緒に面白いことができるのを楽しみにしています。

橋本

モノづくりに携わりたいと考えているメーカー志望の人も、ぜひ一度ABCを見てほしいですね。「なんか面白そう」と感じたことに一歩を踏み出せる環境がありますし、その一歩をしっかり後押ししてくれる体制も整っているので最高に楽しいですよ。

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