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　「成瀬は天下を取りにいく」の作者が滋賀県知事を表敬訪問し、「本屋大賞」受賞の喜びを語りました。

　大津市在住の宮島未奈さんのデビュー作「成瀬は天下を取りにいく」は１０日、全国の書店員が最も売りたい本に贈られる「本屋大賞」に選ばれました。

　作品の舞台は大津市で、地元の百貨店や高校などが登場するほか、主人公の成瀬あかりが「Ｍ－１グランプリ」に挑戦する様子などが描かれています。

　（宮島さん）「（本屋大賞の）このトロフィーを持って滋賀に帰ってまいりました。まさかこのようなローカルなお話が全国のみなさんに評価されて、こうやって素晴らしい賞をいただくことになるとは思っていませんでした。この度はありがとうございました」

　滋賀県では６月まで、作品の中に登場するスポットをめぐるスタンプラリーを開催しているということです。