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万博会場でメタンガス 検知・通報した市議が会見「安全に開催できる状況でない」 吉村知事は「安全性に問題ないよう対応」
04/08 19:30 配信
万博会場でメタンガス。通報した市議が危険性を訴えました。
万博の「テストラン」中だったおととい、会場西側にある電気設備の「地下ピット」で、着火すれば爆発する恐れがある濃度のメタンガスが検知されました。
持参した検知器をマンホールに差し入れ、消防に通報した共産党の寺本健太・守口市議が会見を開き、万博協会の危機管理意識の低さを訴えかけました。
(寺本健太守口市議)「とても、安全に万博を開催できるような状況ではない」
一方、大阪府の吉村知事は、「安全性に問題がないよう、対応していく」と述べました。
(吉村知事)「こういった建物外の所についても、ガスの検知の回数を増やして、きちんと確認を、モニタリングを増やしていく」
今回の現場近くでは去年3月にも、工事の火花がメタンガスに引火し、爆発事故が発生しています。
最終更新:04/08 19:30